ひらかれたマンガ表現論へ -- 星海社新書 --
伊藤剛 /著   -- 星海社 -- 2014.9 -- 18cm -- 364p

資料詳細

タイトル テヅカ・イズ・デッド
副書名 ひらかれたマンガ表現論へ
シリーズ名 星海社新書
著者名等 伊藤剛 /著  
出版 星海社 2014.9
大きさ等 18cm 364p
分類 726.1
件名 漫画
注記 NTT出版2005年刊の修正、増補
注記 文献あり
著者紹介 1967年名古屋市生まれ。名古屋大学理学部卒。日本マンガ学会会員。NTTデータ退社後、浦沢直樹のアシスタント、マンガ家活動を経て、文筆の道に入る。マンガ評論家、鉱物愛好家、東京工芸大学マンガ学科准教授。
内容紹介 我々は、手塚治虫以降の豊潤な「マンガの時代」に生きている。マンガ史の空白に突如として現れ、マンガ表現論の新地平を拓いた名著、ついに新書化。マンガの現在を語るための1冊。
要旨 1989年、手塚治虫が死去した。その後に訪れた90年代、いつしか「マンガはつまらなくなった」という言説が一人歩きを始めた。手塚の死とともに、マンガの歴史は終わってしまったのか?いや、そのようなことは決してない。神の死後に生まれたマンガたちが見向きもされない現実は、マンガにとって不幸ではないのか?そして、なぜそのようなことが起きてしまったのか?歴史的空白を「キャラとリアリティ」の観点からとらえ直すことで、マンガ表現論の新たな地平を切り開いた名著、ついに新書化。マンガ・イズ・ノット・デッド。
目次 第1章 変化するマンガ、機能しないマンガ言説(なぜマンガ言説は、現状に対応できないのか?;「読み」の多様さとシステム論的分析の必要性 ほか);第2章 切断線を超えるもの―いがらしみきお『ぼのぼの』の実践(いがらしみきおの認識;『ぼのぼの』と『動物化するポストモダン』 ほか);第3章 「キャラクター」とは何か(「キャラ」とリアリティ;『NANA』は「キャラ」は弱いけれど、「キャラクター」は立っている ほか);第4章 マンガのリアリティ(マンガにおける近代的リアリズムの獲得;「コマわり」とは何か ほか);第5章 テヅカ・イズ・デッド―手塚治虫という「円環」の外で(手塚治虫という円環;より開かれたマンガ表現史へ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-138556-6   4-06-138556-9
書誌番号 1113200780
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113200780

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