トトントン、とんだ江戸の講釈師 --
斎田作楽 /著   -- 平凡社 -- 2014.10 -- 20cm -- 323p

資料詳細

タイトル 狂講深井志道軒
副書名 トトントン、とんだ江戸の講釈師
著者名等 斎田作楽 /著  
出版 平凡社 2014.10
大きさ等 20cm 323p
分類 779.12
個人件名 志道軒
注記 文献あり
著者紹介 1941年福岡県生まれ。明治大学商学部卒。出版社勤務を経て、78年出版社太平書屋を創立。江戸明治の漢詩文研究雑誌「太平詩文」主宰。第1回岩瀬弥助記念書物文化賞受賞。主著に「狂詩書目」「志道軒全書」「久美浜風藻」「草津温泉繁昌誌」「銅脈先生全集」全2巻などがある。
内容紹介 江戸中期、団十郎と人気を二分し、鬼才平賀源内が師と仰いだ稀代の講釈師・志道軒。軍談のあいまに繰りひろげる過激な当世批判とエロ談義で、一世を風靡。その絶妙な話芸と虚実なかばする伝説的な生涯を解明する。
要旨 時は江戸中期。浅草寺境内に葭簀張りの席をもうけ、絶妙な軍談と過激なフリートークで、観客を大いに沸かせた講釈師がいた。その名は深井志道軒―。奇っ怪な棒を片手に、身振り手振りのパフォーマンスを交え、公儀をもおそれぬ当世批判と、人前はばからぬ猥談を繰り広げる。そのスタイルは“狂講”と呼ばれ、二世市川団十郎と天下の人気を二分したというのも、まんざら嘘ではない。数多く残された文献と画像資料により、鬼才・平賀源内が師と仰いだ、その伝説的な話芸と破天荒な生涯を探る。
目次 第1章 花の巻(プロフィール―お定まりの文献を三つ;姓氏名号、出自、生歿年考 ほか);第2章 紅の巻(金龍道人の『志道軒伝』―公式の漢文伝;稀有の実見記録―福山長寿のルポ ほか);第3章 柳の巻(大田南畝と志道軒;山東京伝と志道軒 ほか);第4章 緑の巻(二つの漢文伝―依田学海・蒲生〓(けい)亭;星野天知の評論「狂僧、志道軒」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-65409-7   4-582-65409-6
書誌番号 1113205926
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113205926

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