ブランドン・パーマー /著, 塩谷紘 /訳   -- 草思社 -- 2014.10 -- 20cm -- 363p

資料詳細

タイトル 検証日本統治下朝鮮の戦時動員1937-1945
著者名等 ブランドン・パーマー /著, 塩谷紘 /訳  
出版 草思社 2014.10
大きさ等 20cm 363p
分類 221.07
件名 朝鮮‐歴史‐日韓併合時代 , 兵役‐朝鮮‐歴史‐日韓併合時代 , 強制労働
注記 Fighting for the enemy.の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【パーマー】1970年生まれ。コースタル・カロライナ大学歴史学部准教授。2014年第1回「寺田真理記念・日本研究賞」を受賞。著書に、「「日本の朝鮮統治」を検証する1910-1945」。
内容紹介 気鋭の米国人研究者が、朝鮮の大方の人々が日本の戦争遂行努力に協力し、時にしたたかに抵抗していたその実相を明らかにする。民族史観的パラダイムを超えた、新世代の「統治史」研究。
要旨 日中戦争から太平洋戦争へと戦局が推移するなか、準備不足を懸念しつつも、日本は統治下朝鮮での戦時動員(労務動員・志願兵制度・徴兵制度)に踏み切る。これら戦争中の体験はのちに、“強制連行”“従軍慰安婦”などの造語を生み、政治的色合いの濃い言説で語られ、外交の火種であり続けた。気鋭の米国人研究者が、英語圏における研究対象から欠落していた「朝鮮の戦時動員」を取り上げ、総督府文書をはじめとする膨大な資料を読み込み、他の列強の政策と比較しつつ、可能なかぎり公正にこれを検証。朝鮮の大方の人々が自らの意思で日本の戦争遂行努力に協力し、ときにしたたかに抵抗していたその実相を明らかにする。民族史観的パラダイムを超えた、新世代による「統治史」研究の登場である。
目次 1章 朝鮮人の徴兵・徴用が持つ意味(朝鮮総督府 その性格と権力;朝鮮人の戦争準備態勢 ほか);2章 朝鮮人特別志願兵制度(徴兵政策の立案過程;兵役制導入のための宣伝工作 ほか);3章 朝鮮人徴兵制度(朝鮮兵徴集の決断;徴兵制度導入のための準備 ほか);4章 朝鮮人の労働動員(戦時労働動員の法的基盤;労務動員計画 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7942-2085-1   4-7942-2085-5
書誌番号 1113208086
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113208086

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