直接民主制は代議制を乗り越えられるか -- Minerva人文・社会科学叢書 --
柳瀬昇 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2015.2 -- 22cm -- 309p

資料詳細

タイトル 熟慮と討議の民主主義理論
副書名 直接民主制は代議制を乗り越えられるか
シリーズ名 Minerva人文・社会科学叢書
著者名等 柳瀬昇 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2015.2
大きさ等 22cm 309p
分類 311.7
件名 民主主義
注記 索引あり
著者紹介 1977年神奈川県生まれ。2000年慶應義塾大学法学部卒。02年同大学院法学研究科前期博士課程修了。06年同政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。駒澤大学法学部准教授などを経て、現在、日本大学法学部准教授、慶應義塾大学法学部・総合政策学部非常勤講師。
内容 内容: 序論
内容紹介 憲法学の見地から現代民主主義理論の潮流を整理し、民主的討議の実践としての討論型世論調査を紹介。民主主義的決定の基礎となるべき、十分な情報に基づく市井の人々の熟考された意見を聴取するための方法を探る。
要旨 憲法学の見地から現代民主主義理論の潮流を整理し、民主的討議の実践としての討論型世論調査を紹介する。熟慮なしの直感のみで、あるいは一部の市民の強い声だけで、政治が支配されてもよいのか。さまざまな政策課題について国民的議論が求められている今、民主主義的決定の基礎となるべき、十分な情報に基づく市井の人々の熟考された意見を聴取するための方法を模索する。
目次 第1章 民主主義の原理をめぐる論点整理―憲法学における民主的討議の位置づけ(憲法学における民主主義の原理の扱われ方;民主主義の原理と選挙・議会・政府;民主主義の限界問題としての司法権・違憲審査権);第2章 討議民主主義理論の新たな展開―実践モデルとしての討論型世論調査の意義と限界(討議民主主義理論の実践への憲法学の関心;討論型世論調査の意義・構造・実践;公共的討議の場の設計をめぐる議論;反事実的な討議的意見と政策決定との距離);第3章 公共政策をめぐる民主的討議の場の実験的創設―わが国における初めての本格的な討論型世論調査(公的年金制度のあり方をめぐる討論型世論調査の実施準備;公的年金制度のあり方をめぐる世論調査;公共年金制度のあり方をめぐる討論フォーラム;公共的討議の場の実験的創設);第4章 公共政策の形成への民主的討議の場の実装―エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査(エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査の概要;エネルギー・環境の選択肢に関する世論調査;エネルギー・環境の選択肢に関する討論フォーラム;政策形成への公共的討議の場の実装)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07230-9   4-623-07230-4
書誌番号 1113244478
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113244478

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