近代文学研究叢刊 --
木村小夜 /著   -- 和泉書院 -- 2015.2 -- 22cm -- 296p

資料詳細

タイトル 太宰治の虚構
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 木村小夜 /著  
出版 和泉書院 2015.2
大きさ等 22cm 296p
分類 910.268
個人件名 太宰 治
注記 索引あり
著者紹介 1963年京都市出身。奈良女子大学大学院博士課程人間文化研究科退学。同大学文学部助手を経て、現在、福井県立大学学術教養センター教授。著書「太宰治翻案作品論」など。
内容 内容: 初期作品 「魚服記」論
内容紹介 告白的回想、行き交う手紙、様々な素材の受容・翻案、過剰な語りと逆説性に充ちた読者への挑発…。太宰治作品が駆使した特徴的な方法と表現の必然性を、「虚構」と「現実」の越境・反転を鍵として解明する。
要旨 告白的回想、行き交う手紙、様々な素材の受容・翻案、過剰な語りと逆説性に充ちた読者への挑発―太宰治作品が駆使した方法と表現の必然性を、“虚構”と“現実”の越境・反転を鍵として解明する。
目次 1 初期作品(「魚服記」論―上田秋成「夢応の鯉魚」の受容;「めくら草紙」論―模索される小説の言葉;「雌に就いて」論―変移する“リアリズム”);2 告白と手紙(「葉桜と魔笛」論(思いこみ・口笛・回想;尾崎一雄「ささやかな事件」の受容);「誰も知らぬ」論―“恋愛談”を越えて;作中の手紙をめぐって―書き手と受け手の力学);3 翻案の諸相(「清貧譚」論―ロマンチシズムから追放されない男;「駈込み訴へ」論―反転し続ける語り;「右大臣実朝」論―語りと行為の共犯);4 井原西鶴と太宰治(昭和十年代・西鶴再評価の中で;「破産」論―敗北の理由;「吉野山」と「遊興戒」―型への“回帰”);「人間失格」論―実人生の終着点と回想の起点
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0740-8   4-7576-0740-7
書誌番号 1113245805
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113245805

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中央 書庫 910.2/6277 一般書 利用可 - 2054646871 iLisvirtual