「共有論」で社会を変える -- 集英社新書 --
金子勝 /著   -- 集英社 -- 2015.3 -- 18cm -- 204p

資料詳細

タイトル 資本主義の克服
副書名 「共有論」で社会を変える
シリーズ名 集英社新書
著者名等 金子勝 /著  
出版 集英社 2015.3
大きさ等 18cm 204p
分類 332.06
件名 資本主義 , 日本‐経済
著者紹介 1952年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了。慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政学、制度経済学、地方財政論。おもな著書は「新・反グローバリズム」「「脱原発」成長論」、共著に「儲かる農業論」など。
内容紹介 アベノミクスの短絡的な経済政策の結果、巨大資本による「独占」が横行。国民の生活だけでなく生命さえも脅かされている。この危機に対抗する唯一の手段が「共有」であり、その具体策を明示する。
要旨 資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。
目次 序章 ワンフレーズ化された経済政策;第1章 共有論のパースペクティブ;第2章 グローバリズムの歴史的意味;第3章 グローバリズムは何を強要するのか;第4章 資本主義はどう変化してきたか;第5章 社会保障制度における「自由と平等」;第6章 波動から資本主義を見る;第7章 新しい独占をめぐる対抗;第8章 地域民主主義の可能性
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720777-4   4-08-720777-3
書誌番号 1113251308
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113251308

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 Map 332 一般書 利用可 - 2053882130 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 332 一般書 利用可 - 2054045657 iLisvirtual