インドネシア民主化と地方政治の安定 -- 地域研究叢書 --
岡本正明 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2015.6 -- 23cm -- 293p

資料詳細

タイトル 暴力と適応の政治学
副書名 インドネシア民主化と地方政治の安定
シリーズ名 地域研究叢書
著者名等 岡本正明 /著  
出版 京都大学学術出版会 2015.6
大きさ等 23cm 293p
分類 318.924
件名 地方自治‐インドネシア
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年兵庫県生まれ。94年京都大学法学部卒。99年京都大学大学院人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻博士後期課程研究指導認定退学。2001年国際協力事業団長期派遣専門家。03年より京都大学東南アジア研究所准教授。東南アジア地域研究専攻。
内容 内容: 暴力集団の台頭と「地方政治の安定」
内容紹介 スハルト体制を暴力で支えたインドネシアの暴力集団「ジャワラ」は、今、民主化の波に乗って、地方政治の新しい主役となる。その軌跡と実態を、身体を張ったフィールドワークで赤裸々に明らかにする。
要旨 ジャワラ―インドネシアの暴力集団。「神秘的パワー」で若者を引きつけてきた地方の暴力集団が、スハルト独裁の契機となった「アクト・オブ・キリング」の事件(9.30事件)を通じて、権威主義体制の礎となっていく。そして今、民主化の波に乗って、地方政治の新しい主役となる。その軌跡と実態を身体を張ったフィールドワークで赤裸々に明らかにする。
目次 序章 暴力集団の台頭と「地方政治の安定」―社会的亀裂はなぜ政治化しなくなったのか?;第1章 権威主義体制の崩壊から民主化・分権化へ;第2章 暴力集団(ジャワラ)とイスラーム―バンテン地方の政治構造の歴史的展開;第3章 独立宣言、社会革命、そしてアイデンティティの政治―1945‐1971年;第4章 ウラマーとジャワラを通じたスハルト体制の浸透―1971‐1998年;第5章 細分化の地域主義―バンテン州設立運動;第6章 州「総督」と呼ばれる男―権力闘争とジャワラによる地方支配―2000‐2006年;第7章 新勢力との闘争―バンテン州知事選、2006年;第8章 福祉正義党―イスラーム的正義の台頭と皮肉なアクロバット;第9章 安定化のポリティクスの多様性―インドネシア地方政治の全体像;第10章 暴力と適応の政治を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-880-8   4-87698-880-3
書誌番号 1113284706
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113284706

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