眼科学と脳科学から解き明かす絵画の世界 --
深作秀春 /著   -- 生活の友社 -- 2015.7 -- 22cm -- 327p

資料詳細

タイトル 眼脳芸術論
副書名 眼科学と脳科学から解き明かす絵画の世界
著者名等 深作秀春 /著  
出版 生活の友社 2015.7
大きさ等 22cm 327p
分類 723.05
件名 画家 , 眼科学 ,
著者紹介 1953年神奈川県生まれ。運輸省立航空大学校を経て、82年国立滋賀医科大学卒。88年深作眼科開院。アメリカとドイツで修業の後、世界的に著名な眼科外科医となり、海外の学会で多くの賞を受ける。アメリカ白内障屈折矯正手術学会理事等歴任。深作眼科院長。多摩美術大学大学院修了。
内容紹介 視覚の医学的根拠で名画を読み解き、巨匠たちの知られざる深層心理を膨大な資料で検証する。眼科医で、画家でもある著者の新たな研究書。月刊誌「美術の窓」の人気連載を単行本化。
要旨 フランス印象派の巨匠であるクロード・モネ(1840~1926)はなぜ晩年に画風が極端に変化していったか。形態は崩れ、色彩が茶褐色になっていった。眼科医の経験から捉えると、あの色彩と形態の変化は、加齢による白内障が原因の典型的な眼の症状といえる。モネ、ルノワール、ピカソなどの晩年での絵の変化と、人間が感じる白内障による色覚と形態の変化の関係を、眼科学と脳科学的に明らかにした。
目次 目と脳科学から見たアート編(白内障による色彩と形態の変化―モネの場合;眼病により、作風が線描派から色彩派へ。―ドガの場合;家族の死、精神障害、女性問題、眼疾での視力障害など精神性の変遷が作品に。―ムンクの場合;黄視症による絵画の色彩の変化。―ゴッホの場合 ほか);画家達の深層心理編(人間の心の無意識領域を表現した―フランシス・ベーコンの場合;子供時代の悪童ぶりと母親の自殺が、精神的外傷として残り、シュルレアリスムの代表的画家になった後の作品にも現れる。一方で、日々の生活は平和で平凡な家庭人像を努力して守ろうとしたルネ・マグリットの場合;第一次大戦の虚無感とフロイトの精神分析から理論化し生まれたシュルレアリスムを指導したブルトン、絵画に取り入れたキリコ、エルンスト、ダリ、そしてさらに深めたマグリット。;内気で醜いあひるの子であったが、大都会で全く別の人格を作った。名声を得ることにこだわり、作られたクールな外観で新しい芸術家に変身したアンディ・ウォーホルの場合。 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-915919-93-0   4-915919-93-5
書誌番号 1113287001
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113287001

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中央 3階ヨコハマ資料 Map 横浜一般 723.0 一般書 利用可 館内のみ 2057877009 iLisvirtual
中央 5階人文科学 Map 723.0 一般書 利用可 - 2054672295 iLisvirtual