「未来の他者」はどこにいるか -- 筑摩選書 --
高澤秀次 /著   -- 筑摩書房 -- 2015.7 -- 19cm -- 299p

資料詳細

タイトル 戦後思想の「巨人」たち
副書名 「未来の他者」はどこにいるか
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 高澤秀次 /著  
出版 筑摩書房 2015.7
大きさ等 19cm 299p
分類 121.6
件名 日本思想‐歴史‐昭和時代(1945年以後) , 日本文学‐歴史‐昭和時代(1945年以後)
注記 文献あり
著者紹介 1952年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文芸評論家。著書に「文学者たちの大逆事件と韓国併合」など。
内容紹介 「戦争と革命」という20世紀的な主題が「テロリズムとグローバリズム」として再帰しつつある今日、「未来の他者」をキーワードに戦後70年の思潮を再検証。更新する戦後的パラダイムの意味と変容を読み解く。
要旨 脱政治化が進む日本において、吉本隆明や工藤淳らによって担われた戦後は特殊日本的なものとして急速に色褪せてきている。一方で「巨人」たちの時代の終焉を見届けた柄谷行人以降、戦後の思想空間は変容しつつも漸く普遍性へ向かって解き放たれつつある。そこにはどのような継続と変化が潜んでいたのか。「戦争と革命」という二十世紀的な主題が「テロリズムとグローバリズム(への対抗運動)」として再帰しつつある今日、「未来の他者」をキーワードに戦後七十年の思潮を再検証する。
目次 序章 新・堕落論―3・11後の「人間復興」へ向けて;第1章 吉本隆明と「革命の否定神学」―八〇年代から3・11以後へ;第2章 江藤淳の歴史感覚―海舟論から南洲論へ;第3章 埴谷雄高と大西巨人―「文学と革命」プロジェクトの生成と解体;第4章 柄谷行人と可能なるコミュニズム―世界共和国への途;第5章 大澤真幸と上野千鶴子―「未来の他者」と「おひとりさま」
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01624-9   4-480-01624-4
書誌番号 1113287701
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113287701

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 121.6 一般書 利用可 - 2054652103 iLisvirtual
磯子 公開 Map 121 一般書 利用可 - 2055185886 iLisvirtual
山内 公開 Map 121 一般書 利用可 - 2054692113 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 121 一般書 利用可 - 2054692121 iLisvirtual