足尾鉱毒事件からフクシマへ -- 筑摩選書 --
大庭健 /著   -- 筑摩書房 -- 2015.8 -- 19cm -- 301p

資料詳細

タイトル 民を殺す国・日本
副書名 足尾鉱毒事件からフクシマへ
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 大庭健 /著  
出版 筑摩書房 2015.8
大きさ等 19cm 301p
分類 210.6
件名 日本‐歴史‐近代 , 福島第一原子力発電所事故(2011)
注記 文献あり
著者紹介 1946年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。倫理学、分析哲学を専攻。現在、専修大学教授。著書に「はじめての分析哲学」などがある。
内容紹介 この国を規定し続ける「構造的な無責任」体制=国家教。フクシマも足尾鉱毒事件もこの体制が生んだ。無数の人びとを見殺しにするこの体制をいかに超克するか。倫理学者による渾身の書。
要旨 チェルノブイリに次ぐ大惨事となった福島第一原発事故と、百年以上前に起きた足尾鉱毒事件。いずれも、この国の「構造的な無責任体制」に起因する。そこでは「国家の決定」が神聖視され、「知性の犠牲」を捧げてまで、その遂行が優先される。こうした体制=国家教の下で、足尾では企業による鉱毒垂れ流しのため村が廃村となり、森林は今なお回復していない。無数の人びとを見殺しにするこの国の「構造的な無責任」体制を超克するには何が必要か。倫理学者による渾身の書である。
目次 第1部 津波に先立って(東フクシマ原発事故;「想定外」の事象による事故?);第2部 足尾から東フクシマへ(殖産興業からアシオへ;「帝国の生命線」から総動員体制へ;戦後の復興と成長);第3部 国家教―見殺しの制度化(集団と責任;官による「公」の簒奪;国家教はどのように存続してきたか?);国家教に膝を屈しないために…
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01626-3   4-480-01626-0
書誌番号 1113296048
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113296048

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.6 一般書 利用可 - 2054785634 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2055095798 iLisvirtual
磯子 公開 Map 210.6 一般書 利用可 - 2055370284 iLisvirtual