なぜ開戦は避けられなかったか -- 中公叢書 --
アントニー・ベスト /著, 武田知己   -- 中央公論新社 -- 2015.9 -- 20cm -- 297p

資料詳細

タイトル 大英帝国の親日派
副書名 なぜ開戦は避けられなかったか
シリーズ名 中公叢書
著者名等 アントニー・ベスト /著, 武田知己  
出版 中央公論新社 2015.9
大きさ等 20cm 297p
分類 233.07
件名 イギリス‐対外関係‐日本‐歴史‐近代 , 太平洋戦争(1941~1945)
注記 Rt.Hon.Austen Chamberlain(1863-1937),Rt.Hon.Neville Chamberlain(1869-1940) and Japan,1924-40’.〔etc.〕の翻訳
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 【ベスト】1964年イギリス生まれ。リーズ大学卒。ロンドン大学LSE博士課程修了。現在、ロンドン大学LSE准教授。専門は日英関係史、東アジア国際関係史。
内容 内容: イギリスの極東政策をめぐって オースティン・チェンバレンとネヴィル・チェンバレン
内容紹介 かつて同盟関係にあった日英はなぜ対立を深めたのか。イギリス側史料の詳細な検証から、双方の思惑やすれ違いなどが浮かび上がる。第二次大戦前夜の外交官や政治家の動きを丁寧に追い、新たな日英外交史を描く。
要旨 かつて日英同盟で結ばれていた日本とイギリスは、なぜ対立を深め、第二次大戦で戦火を交えることになったのか。対独戦に苦しみながら、なぜイギリスは日本との戦争に踏み切ったのか。駐英大使として交渉を続けた重光葵はどこで読み誤ったのか。イギリス側史料の詳細な検証から、双方の思惑やすれ違い、情勢分析とその誤りが如実に浮かび上がる。果たして、イギリスの意思を正確に捉えることができていたら、日本外交は異なるものとなっていただろうか。日英関係史の第一人者が開戦前夜の日英外交に新たな光を当てる。
目次 第1部 イギリスの極東政策をめぐって―戦略としての親日(オースティン・チェンバレンとネヴィル・チェンバレン―日英で相反する人物像;ジョン・サイモン―満州危機に直面した外務大臣;ロバート・クライブ―親日派と対日強硬派の狭間で;ロバート・クレーギー―対日妥協から日本封じ込めへ;アンソニー・イーデン―“懐疑的な”外務大臣;ハリファックス卿―宥和主義者という誤解);第2部 駐英日本大使館と大英帝国の親日派たち―親日という幻想(重光葵―イギリス分析は正しかったのか;アーサー・エドワーズ―逆効果だった“素人外交”;ハンキー卿とR.A.バトラー―戦後の重光への好意と礼節;センピル卿―機密漏洩の疑惑;F・S・G・ピゴット―誰よりも日本を愛した男);第3部 和解と展望―軍事・政治・経済(ウィンストン・チャーチル―徹底した現実主義者の対日観;吉田茂―日英親善という宿願)
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004757-2   4-12-004757-1
書誌番号 1113307551
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113307551

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