苦闘の道のりをたどる -- NHKブックス --
森岡恭彦 /著   -- NHK出版 -- 2015.9 -- 19cm -- 285p

資料詳細

タイトル 医学の近代史
副書名 苦闘の道のりをたどる
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 森岡恭彦 /著  
出版 NHK出版 2015.9
大きさ等 19cm 285p
分類 490.2
件名 医学‐歴史
注記 文献あり
著者紹介 1930年東京生まれ。55年東京大学医学部卒、56年同学部第一外科教室入局。60年同大学大学院修了。72年自治医科大学教授。81年東京大学医学部教授。以後、東京大学医学部附属病院長、日本医師会副会長等を歴任。東京大学名誉教授、自治医科大学名誉教授等。
内容紹介 ルネッサンス以降積み重ねられた医師たちの厖大な試行錯誤。ヒルに血を吸わせる療法、麻酔発明者たちの自死や狂死、精神に異常をきたして犠牲者を出し続けた外科医…。知られざるエピソード満載の新鮮な医学史。
要旨 人間が人体の内部についての正確な知識を得たのは、一六世紀に西欧で死体解剖が盛んになってからだった。科学的で実証を重んじる現代医学の流れはここに始まる。だがそれ以後も、名医が間違った療法に固執して患者が犠牲になる、麻酔や消毒の先駆者が不遇のうちに精神を病み、あるいは自死する、ノーベル賞の授与対象を誤るなど、医学の歩みは波瀾に富んでいた。ルネッサンスの医師の挑戦的な試みから現代医療の最前線までを、基礎医学、内科学、外科学、精神医学など諸分野を網羅しながら、日本医学界の第一人者がエピソード豊かに描き出す。
目次 近代医学の基礎の確立;臨床医学の発展―一八世紀から一九世紀;基礎医学の興隆―一九世紀後半;外科の大発展―一九世紀から二〇世紀;移植される臓器とつくられる臓器;二大死因克服への挑戦;生体を調節する仕組みの解明―二〇世紀の医学の発展;感染症との闘いと免疫学の進歩;神経疾患と精神疾患;日本の医学の発展;医学・医療の進歩と現代の課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091234-8   4-14-091234-0
書誌番号 1113308856
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113308856

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