日朝清関係のなかの「脱亜」 -- 講談社選書メチエ --
月脚達彦 /著   -- 講談社 -- 2015.10 -- 19cm -- 302p

資料詳細

タイトル 福沢諭吉の朝鮮
副書名 日朝清関係のなかの「脱亜」
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 月脚達彦 /著  
出版 講談社 2015.10
大きさ等 19cm 302p
分類 289.1
件名 日本‐対外関係‐朝鮮
個人件名 福沢 諭吉
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1962年北海道生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院教授。専攻は朝鮮近代史。主な著書に「朝鮮開化思想とナショナリズム-近代朝鮮の形成」など。
内容紹介 福沢は朝鮮侵略論者か、独立の支援者か。「時事新報」での言説と朝鮮開化派との個人的関係から、真実の福沢諭吉像と現代日本の東アジア関係との連続性を提示。福沢諭吉の朝鮮論をめぐる論争に終止符を打つ。
要旨 「転向者」福沢の思想/情念、「アジア主義」の本質的矛盾、挫折する「リベラルな帝国主義」…。『時事新報』での言説と朝鮮開化派との個人的関係から、真実の福沢諭吉像と現代日本の東アジア関係との連続性を提示する。
目次 序章 福沢諭吉の朝鮮論をどう読むか(福沢諭吉の朝鮮との出会い;福沢の「アジア盟主論」;「アジア主義」の成立と福沢諭吉;社説「脱亜論」の内容;「状況的発言」としての社説「脱亜論」;本書の目的と構成);第1章 「朝鮮改造論」から「脱亜論」へ(壬午軍乱以前の朝鮮「独立」論;壬午軍乱と朝鮮「独立」論の変容;「朝鮮改造論」の再展開とその放棄);第2章 ロシアの脅威と「朝鮮改造論」の放棄(イギリスの巨文島占領と「朝鮮改造論」の放棄;巨文島事件による中国評価の転換;沈黙期の朝鮮関係社説);第3章 「世界文明の立場」からの「朝鮮改造論」(朝鮮開化派の動向と金玉均の暗殺;日清戦争時の「朝鮮改造論」;甲午改革と「朝鮮改造論」の展開);終章 福沢諭吉の挫折としての朝鮮問題(『福翁自伝』における朝鮮;「義侠心」と「文明主義」の破綻;「義侠心」と「脱亜」の行方)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258613-9   4-06-258613-4
書誌番号 1113313193
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113313193

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