トロッコ問題で考える哲学入門 --
トーマス・カスカート /著, 小川仁志 /監訳, 高橋璃子 /訳   -- かんき出版 -- 2015.11 -- 20cm -- 167p

資料詳細

タイトル 「正義」は決められるのか?
副書名 トロッコ問題で考える哲学入門
著者名等 トーマス・カスカート /著, 小川仁志 /監訳, 高橋璃子 /訳  
出版 かんき出版 2015.11
大きさ等 20cm 167p
分類 150
件名 倫理学
注記 The trolley problem,or would you throw the fat man off the bridge?の翻訳
著者紹介 【カスカート】ハーバード大学卒。大学の講師やエイズ患者のためのホスピス運営など多種多様なキャリアを経て、67歳で初めての共著書「プラトンとかものはし、バーに寄り道ジョークで理解する哲学」を執筆。執筆のかたわら、グーグルなどの企業や各地の大学で講演活動をおこなっている。
内容紹介 5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか。1人の女性が引き起こした事件を題材に、倫理的ジレンマとどのように向き合い、「正義」をどのようにして決めていけばいいのか、その方法を紹介する。
要旨 5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか?舞台は2015年、サンフランシスコ。路面電車の進路を切り替えて5人の命を救った女性が、待避線にいた1人を殺した容疑で裁判にかけらる。検察、弁護士、大学教授、心理学者などさまざまな立場からの意見が交錯するなかで、「世論の法廷」の陪審員たちは(そして、あなたは)どんな結論を下すのか。
目次 プロローグ 暴走する路面電車;新聞記事 正義の味方か、殺人犯か?―路面電車のヒロイン、殺人罪で起訴される 勇敢な市民が一夜にして容疑者に;警察資料 その時現場で何が起こったのか―サンフランシスコ市警の事件報告書;陪審員の選任 誰が「正義」を決めるのか―世論の法廷へようこそ;検察側の主張―功利主義の危険な罠―クリーブランド・カニンガム地区検事長による最終弁論;弁護側の反論 常識と直感―弁護人マーサ・バウムガーデンによる最終弁論;クリティカル・シンキング講座 アナロジーの功罪―宇宙は時計に似ているか?;心理学者の見解 「よい」ことは定義可能か―迷走する路面電車論争に科学の視点を;カトリック司教の意見 アクィナスの「二重結果の原則」―ペドロ・オショーネシー司教による法廷助言書;ラジオ討論 利他主義のジレンマ―自己犠牲の境界線;大学教授の議論 犠牲者は誰だったのか―もうひとつのシナリオ;結論の前に 判断の根拠を問いなおす―「正義」は決められるのか?;運命の評決 正義か罪か―陪審員の出した結論;エピローグ 正義を考えるということ
ISBN(13)、ISBN 978-4-7612-7126-8   4-7612-7126-4
書誌番号 1113321565
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113321565

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
港南 公開 150 一般書 貸出中 - 2055170960 iLisvirtual