マラルメの光芒、フェノロサの反影 --
宗像衣子 /著   -- 思文閣出版 -- 2015.10 -- 22cm -- 351,21p

資料詳細

タイトル 響きあう東西文化
副書名 マラルメの光芒、フェノロサの反影
著者名等 宗像衣子 /著  
出版 思文閣出版 2015.10
大きさ等 22cm 351,21p
分類 951
個人件名 マラルメ,ステファヌ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1973年京都大学文学部卒。同大学院文学研究科同専攻修士課程修了。同博士課程単位取得退学。現在、神戸松蔭女子学院大学文学部総合文芸学科教授。著作「マラルメの詩学-抒情と抽象をめぐる近現代の芸術家たち-」「ことばとイマージュの交歓-フランスと日本の詩情-」他。
内容 内容: 文芸に見る自然観 マラルメの“無”
内容紹介 詩人ステファヌ・マラルメについて文学的考察を起点に進められた諸芸術の相関的研究から、アーネスト・フェノロサとの関係へと至る。著者の10年にわたるマラルメ探究の成果、そのエッセンスをまとめた一書。
要旨 本書は、一九世紀フランス象徴主義の巨匠・詩人ステファヌ・マラルメ(一八四二‐九八)について文学的考察を起点に進められた諸芸術(美術・音楽)の相関的研究から、明治近代化の黎明期に、日本の伝統芸術・文化を欧米に紹介してその価値を究めたアーネスト・フェノロサ(一八五三‐一九〇八)との関係へと至るものであり、東西の芸術文化の交流の諸相および日本文化の価値を、現代に向けて照らし出すものである。著者の一〇年にわたるマラルメ探究の成果、そのエッセンスをまとめた一書。
目次 1 文芸に見る自然観(マラルメの“無”;俳句とハイカイ;“主体”の表現;バルト再考);2 創造における逆説性(中枢としての音楽;世紀末芸術の錯綜;ロダンが結ぶ社会と芸術);3 芸術表現の交流(マラルメの「骰子一擲」から;マチスの“余白”、現代へ;詩と絵と書における“空無”;東山魁夷が紡ぐ東西芸術);4 伝統文化の現代性(九鬼周造とフランス象徴主義;フェノロサの総合芸術観;フェノロサ『漢字考』と「能楽論」の文芸価値)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1814-1   4-7842-1814-9
書誌番号 1113321614
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113321614

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