集英社新書 --
橋本治 /著   -- 集英社 -- 2015.11 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 性のタブーのない日本(にっぽん)
シリーズ名 集英社新書
著者名等 橋本治 /著  
出版 集英社 2015.11
大きさ等 18cm 238p
分類 384.7
件名 性‐歴史
注記 タイトル:性のタブーのない日本
注記 文献あり
著者紹介 1948年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、小説、評論、戯曲、エッセイと幅広く文筆活動を行う。「古事記」「源氏物語」「枕草子」「平家物語」といった古典の現代語訳も多い。新潮学芸賞、小林秀雄賞、柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞を受賞。著書「上司は思いつきでものを言う」ほか。
内容紹介 『古事記』や『源氏物語』など古典を読み解き、錦絵、浮世絵に描かれたセックスのリアリティに迫る。タブーはないがモラルはあるという、世界に類を見ない日本の性文化の豊饒に迫る、驚天動地の日本文化論。
要旨 「目が合う」ということと「セックスをする」ということの間に大きな一線がなかった古代。「優雅な恋物語の世界」と思われがちな平安時代ですら、文学や絵巻物からは、強烈な「人間生理」とともに世界を認識していた日本人の姿が浮かび上がる。歌舞伎や浄瑠璃の洗練されたエロチック表現や、喜多川歌麿の錦絵に見られる独特な肉体観など、世界に類を見ない、性をめぐる日本の高度な文化はいかに生まれたのか?西洋的なタブーとは異なる、国民の間で自然発生的に理解されていた「モラル」から紐解く、驚天動地の日本文化論。
目次 タブーはないが、モラルはある Introduction―現代の日本に性表現のタブーはあるのか?(「性表現の自由」をうっかり語ると笑っちゃう;「性表現の規制」の中の自己規制 ほか);第1章 それは「生理的なこと」だからしょうがない(世界は具体的に始まる;「子供を作る行為」の始まり ほか);第2章 「FUCK」という語のない文化(性的タブーとはどんなことか;神様は「まだ早い」と言う ほか);第3章 男の時代(少女マンガ的な『源氏物語』;肉体関係以外に他人と関係を結ぶ方法はない ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-720810-8   4-08-720810-9
書誌番号 1113323260
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113323260

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