中川尚史 /著   -- ぷねうま舎 -- 2015.11 -- 20cm -- 204,10p

資料詳細

タイトル “ふつう”のサルが語るヒトの起源と進化
著者名等 中川尚史 /著  
出版 ぷねうま舎 2015.11
大きさ等 20cm 204,10p
分類 489.9
件名 さる(猿)
注記 文献あり
著者紹介 1960年大阪府生まれ。京都大学大学院理学研究科教授。著書に『サルの食卓-採食生態学入門』などがある。
内容紹介 サルからヒトは何をもらい、何を捨てたのだろう。ニホンザルの抱擁行動と文化、サバンナに生きるパタスモンキーの長い足と、食餌との関係、ヒトの社会の原像を探して。“ふつう”のサル「の」学からの報告。
要旨 初期人類は、一夫一妻制であって、父系で結びついた拡大家族を形成した。彼らは縄張りをもち、男は育児に参加した反面、生育基盤から離れる社会的流動性は女の方が高かった。類人猿ではない、“ふつう”のサルの抱擁行動、食餌の内容、ヒトと共通する長肢化の条件、彼らが構成する社会の重層性、これらの観察と分析の結果、得られた初期の人類社会のモデルです。さて、あなたはここから、ヒトの起源と社会性の条件について、どんな物語を紡がれますか―サル学の冒険。
目次 はじめに なぜいま、“ふつう”のサルから人類の起源と進化を探るのか(霊長類研究から人類の起源と進化を―サル学とは;人間中心主義から類人猿中心主義へ―類人猿認知科学研究の進展 ほか);第1章 ニホンザルの社会行動の文化(動物の文化的行動;ニホンザルの抱擁行動 ほか);第2章 ヒトの社会の起源とその進化(人類進化と霊長類社会のあらまし;地理的分散の性差―性偏向分散 ほか);第3章 ヒトの長肢化の選択圧―平行進化(サバンナのサルとヒト;ヒトの進化の改訂版 パタスモンキーモデル)
ISBN(13)、ISBN 978-4-906791-51-4   4-906791-51-4
書誌番号 1113325134
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113325134

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