チェルノブイリ後の生物学的市民 --
アドリアナ・ペトリーナ /著, 森本麻衣子 /訳, 若松文貴 /訳, 粥川準二 /監修   -- 人文書院 -- 2016.1 -- 22cm -- 374p

資料詳細

タイトル 曝された生
副書名 チェルノブイリ後の生物学的市民
著者名等 アドリアナ・ペトリーナ /著, 森本麻衣子 /訳, 若松文貴 /訳, 粥川準二 /監修  
出版 人文書院 2016.1
大きさ等 22cm 374p
分類 543.5
件名 チェルノブイリ原子力発電所事故(1986) , 放射線障害
注記 Life exposed.の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ペトリーナ】ペンシルベニア大学人類学教授。医療人類学、科学技術研究、東欧地域研究。処女作である本書は、医療人類学会で新世紀著作賞、アメリカ民族学会でシャロン・ステファンズ最優秀賞を受賞。
内容紹介 緻密なフィールドワークに基づき、放射線被害を受けた人々の直面する社会的現実を明らかにするのみならず、被害自体が、市民や地域の変容、国際的な政治・経済的かけひきの契機となっている現状を鮮やかに捉える。
要旨 著者は、政府機関、病院、研究所のほか、被害を受けた家庭や「ゾーン」の労働者などに密着したフィールドワークを通じて、ポスト社会主義の混乱のなかで人びとが直面する現実を明らかにした。チェルノブイリが形作った新国家ウクライナのありようだけでなく、放射線被害が、市民や地域の変容、また国際的な政治的・経済的かけひきの契機となっている現状を鮮やかに捉えた、災害研究の必読書であり、医療人類学、医療社会学、生命倫理の議論においても注目される。本書の問題提起は、とりわけ311以降の日本に鋭く迫る。
目次 第1章 チェルノブイリ後の生政治;第2章 専門家の過ち―生命とリスクの見積もり;第3章 歴史の中のチェルノブイリ;第4章 仕事としての病い―人間市場への移行;第5章 生物学的市民権;第6章 現地の科学と生体的プロセス;第7章 自己アイデンティティと社会的アイデンティティの変化;第8章 結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-53050-4   4-409-53050-X
書誌番号 1113342675
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113342675

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