ロシアと西欧伝統と革新 --
金沢美知子 /編   -- 水声社 -- 2016.3 -- 22cm -- 401p

資料詳細

タイトル 18世紀ロシア文学の諸相
副書名 ロシアと西欧伝統と革新
著者名等 金沢美知子 /編  
出版 水声社 2016.3
大きさ等 22cm 401p
分類 980.2
件名 ロシア・ソビエト文学‐歴史
著者紹介 1950年神戸市生まれ。東京大学教養学部卒、東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。東京大学助手、放送大学助教授、東京大学大学院人文社会系研究科助教授を経て、同教授。主な著書に「ロシア文学」「可愛い料理女-十八世紀ロシア小説集」、訳書に「ロシア短編集」などがある。
内容 内容: 近代ロシア文学の形成過程 ロモノーソフの神、デルジャーヴィンの神 / 三浦清美著
内容紹介 西欧化政策を推進したピョートル1世と啓蒙主義を標榜したエカチェリーナ2世の2つの治世に挟まれた「18世紀ロシア」を、「プーシキンから始まる」ロシア文学という文学史観に疑問を呈しつつ考察する。
要旨 西欧化政策を推進したピョートル一世と啓蒙主義を標榜したエカチェリーナ二世の二つの治世に挟まれた、壮大な謎・未知の領域である“18世紀ロシア”を「プーシキンから始まる」ロシア文学という偏頗な文学史観に疑問を呈しつつ、さまざまな角度から考察する。
目次 プーシキン以前のロシア文学;第1部 近代ロシア文学の形成過程(ロモノーソフの神、デルジャーヴィンの神;ロモノーソフと修辞学的崇高―十八世紀ロシアにおける「精神の高揚」の様式化 ほか);第2部 文学をとりまく環境(十八世紀ロシアにおける国家と民間習俗の相克―シンビルスクの「魔法使い(呪術師)」ヤーロフの裁判を中心に;十八世紀初頭におけるロシア君主の日常的儀礼とその変化 ほか);第3部 十八世紀ロシアへの視点(『ペテルブルグからモスクワへの旅』をめぐって―ラジシチェフ・プーシキン・ゲルツェン;ベリンスキーとロシアの十八世紀―「ロシア史」はいかに語られるか ほか);十八世紀ロシア文学の未来の読者に向けて;プーシキンスキー・ドームの十八世紀ロシア文学研究部門―その歴史と現在
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0155-8   4-8010-0155-6
書誌番号 1113362175
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113362175

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