和田幸司 /著   -- 法藏館 -- 2016.3 -- 22cm -- 574p

資料詳細

タイトル 近世国家における宗教と身分
著者名等 和田幸司 /著  
出版 法藏館 2016.3
大きさ等 22cm 574p
分類 210.5
件名 日本-歴史-江戸時代 , 身分-日本-歴史-江戸時代 , 賤民-日本-歴史-江戸時代 , 真宗-寺院-歴史 , 宗教と政治-日本-歴史-江戸時代
著者紹介 1965年兵庫県に生まれる。2005年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。現在、姫路大学(旧近大姫路大学)教育学部教授。博士(学校教育学)。主な著書に『浄土真宗と部落寺院の展開』(法藏館、2007年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:本書の課題と研究視角. 渡辺村真宗寺院の特質と地位獲得. 「色衣御免」と身分上昇志向. 本願寺法衣の変遷と天皇・朝廷権威. 「御用」「御免」と身分. 寺檀争論と西本願寺の姿勢. 「丹州寄講」の成立と展開. 番衆尊宝寺の政治史的考察. 毛坊主と合力的結合. 本末関係と身分上昇志向. 一家衆教行寺の政治史的考察. 光善寺教行寺異義事件についての一考察. 近世初期真宗信仰の一様相. 正光寺の天皇・朝廷権威への接近. 定衆西光寺の役割と位置. 廣泉寺の移転と被差別寺院. 東西本願寺の天皇・朝廷権威への接近. 西本願寺の身分上昇志向と葛藤. 「西本願寺下乗一件」の要因と背景. 東西本願寺誓詞の政治的考察. 今後の課題と展望
内容紹介 本寺本願寺に働きかけ、宗教上の身分上昇を目指す被差別寺院。朝廷の権威に接近することで、より高い国家的認知獲得に奔走する本寺本願寺。近世国家において、「宗教」が「身分」にどのように影響したのかを考察する。
要旨 本書の研究視角は「身分を権力と社会の相互作用として捉えること」「被差別民の信仰や被差別寺院に関わる事象を社会構造の中で捉えること」である。本書では「身分上昇」を鍵概念として、近世国家の宗教が天皇・朝廷権威に収斂される点を考察する。
目次 第1部 被差別寺院の身分上昇志向(渡辺村真宗寺院の特質と地位獲得;「色衣御免」と身分上昇志向 ほか);第2部 被差別寺院の信仰の様相(「丹州寄講」の成立と展開;番衆尊宝寺の政治史的考察 ほか);第3部 西本願寺役寺の身分上昇志向と内実(正光寺の天皇・朝廷権威への接近;定衆西光寺の役割と位置 ほか);第4部 本願寺の身分上昇志向と天皇・朝廷権威(東西本願寺の天皇・朝廷権威への接近;西本願寺の身分上昇志向と葛藤 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-6231-0   4-8318-6231-2
書誌番号 1113369310
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113369310

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 210.5 一般書 利用可 - 2056384807 iLisvirtual