キリスト教と科学の葛藤 --
福永信哲 /著   -- 英宝社 -- 2016.7 -- 22cm -- 381p

資料詳細

タイトル ジョージ・エリオットの後期小説を読む
副書名 キリスト教と科学の葛藤
著者名等 福永信哲 /著  
出版 英宝社 2016.7
大きさ等 22cm 381p
分類 930.28
個人件名 エリオット,ジョージ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年広島大学教育学部卒業,1978年同大学大学院文学研究科博士課程後期(英語学英文学専攻)単位取得満期退学.現在岡山大学名誉教授.著書に『絆と断絶 ジョージ・エリオットとイングランドの伝統』(松籟社)など.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:人間ジョージ・エリオットとその時代. 『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見るダーウィニズムの言説. 『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見る意味の探究. 『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見るライアン牧師の人間像. 『ミドルマーチ』に見る意味探求のプロセス. ドロシアの夫カソーボン師に見るエリオットのロマン派的想像力. 『ミドルマーチ』に見る死生観. 『ミドルマーチ』に見る科学の受容と懐疑. 『ミドルマーチ』に見る宗教的偽善と意味の探究. 『ミドルマーチ』に見る否定表現. 『ダニエル・デロンダ』グウェンドレン物語. 『ダニエル・デロンダ』に見る解体と再建の試み. 『ダニエル・デロンダ』第22章を読む. ダニエル・デロンダ. 倫理的人道主義とその遺産
内容紹介 ヴィクトリア時代を代表する女性作家、ジョージ・エリオット。エリオット小説の文体には、明晰な言語と生を直感的に把握するイメージ言語の葛藤がある。科学の仮説・検証アプローチとロマン派的想像力のぶつかりあいを読み解く。
要旨 エリオット小説の文体には、明晰な言語と、生を直観的に把握するイメージ言語の葛藤がある。すなわち、科学の仮説・検証アプローチとロマン派的想像力が常にしのぎを削っている。
目次 序章 人間ジョージ・エリオットとその時代(福音主義とエリオット;農村イングランドへのノスタルジア ほか);第1章 『急進主義者フィーリクス・ホルト』を読む(『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見るダーウィニズムの言説;『急進主義者フィーリクス・ホルト』に見る意味の探究―性格描写に見るテキスト解読の奥行 ほか);第2章 『ミドルマーチ』を読む(『ミドルマーチ』に見る意味探求のプロセス;ドロシアの夫カソーボン師に見るエリオットのロマン派的想像力 ほか);第3章 『ダニエル・デロンダ』を読む(『ダニエル・デロンダ』グウェンドレン物語―キリスト教の遺産と科学の和解;『ダニエル・デロンダ』に見る解体と再建の試み―ユダヤ人物語に見るエリオットのヴィジョン ほか);終章 倫理的人道主義とその遺産
ISBN(13)、ISBN 978-4-269-72141-8   4-269-72141-3
書誌番号 1113403337
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113403337

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