清水杜氏彦 /著   -- 早川書房 -- 2016.9 -- 20cm -- 318p

資料詳細

タイトル わすれて、わすれて
著者名等 清水杜氏彦 /著  
出版 早川書房 2016.9
大きさ等 20cm 318p
分類 913.6
著者紹介 2015年『うそつき、うそつき』で第5回アガサ・クリスティー賞に輝く。同年、「電話で、その日の服装等を言い当てる女について」で第37回小説推理新人賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 第5回アガサ・クリスティー賞と小説推理新人賞、ダブル受賞作家の受賞第1作。少女たちは仇討ちのため、荒廃した世界をバイクで駆ける。忘却の書「ダイアリー」を用いた復讐がもたらすのは、呪いか、福音か…。少女2人のロードノベル。
要旨 この荒廃した世界では、理不尽な暴力で大切な人を奪われることもしばしばだ。強盗に妹と両親を殺された少女リリイは、「リリイ・ザ・フラッシャー」と綽名される、早撃ちで有名な国一番の銃の使い手。そしてその親友カレンは、記した事柄を忘れることができるふしぎな本“ダイアリー”の持ち主だ。その本は、クリニックを営むカレンの家に代々伝わるもので、医師だったカレンの祖父や父親によって、忘れられない辛い記憶に苦しむ人々のために秘密裏に使われていた。しかし、クリニックを継げなかったカレンの叔父が、“ダイアリー”を狙い、悪い仲間を集めて父親を殺してしまった。幸い“ダイアリー”は奪われなかったが、復讐を誓ったカレンは、リリイを用心棒に誘い、大型バイクに二人でまたがって、国の各都市に散らばった、父を襲った犯人たちを探す旅に出る。ひとりずつ憎い仇を痛めつけ、“ダイアリー”を用いて仇の復讐された記憶を消すのだ。そうすれば、そこで復讐の連鎖は途切れるはず、だった…第5回アガサ・クリスティー賞と小説推理新人賞、ダブル受賞でデビューした超大型新人が瑞々しい筆致で描く、ふしぎなダイアリーをめぐる、少女二人の復讐ロードノベル。受賞第一作。
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-209639-5   4-15-209639-X
書誌番号 1113419409
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113419409

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