合理的言語の無力 -- 高山宏セレクション〈異貌の人文学〉 --
エルネスト・グラッシ /著, 原研二 /訳   -- 白水社 -- 2016.10 -- 20cm -- 397,6p

資料詳細

タイトル 形象の力
副書名 合理的言語の無力
シリーズ名 高山宏セレクション〈異貌の人文学〉
著者名等 エルネスト・グラッシ /著, 原研二 /訳  
出版 白水社 2016.10
大きさ等 20cm 397,6p
分類 801.6
件名 修辞学
注記 原タイトル:MACHT DES BILDES
注記 索引あり
著者紹介 【エルネスト・グラッシ】イタリアの哲学者。1902年、ミラノ生まれ。1925年、ミラノ大学で哲学博士号を取得後、ドイツのフライグルク大学でフッサール、ハイデッガーに学ぶ。1942年にはベルリンで人文学研究所を開設するが、まもなくイタリアへ退去。1948年からミュンヘン大学教授。近代の合理主義、論証主義に対して修辞学、雄弁術の復権を掲げ、理性に拠らぬ形象思考の重要性を説く。著書に『終わりなき旅』(55)など数々の名著を世に送った。1991年死去。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 論証では到達できない世界がある…。近代合理主義の論証言語に対する形象言語の優位と、古代雄弁術の復権を謳い、メタファによる世界再統合の道を探るフマニスム形象論。
要旨 論証では到達できない世界がある。古代ギリシアの弁論術から近代詩まで形象言語の系譜を掘り起こし、天啓と洞察、芸術の力の優位を説く。合理主義を超えてフマニスム伝統の発見。
目次 第1部 芸術作品に至る道と形象(経験的確信の“背後”に達する芸術の試み;説得術と論理学、形象と理性);第2部 言語の十全にして不全であること(人間になることとロゴス;原初的な意味論的言語;合理世界の根源たる指示言語;記号と精神);第3部 インゲニウム―フマニスムの伝統(理性と情念の統一;メタファ;フマニスムの伝統―“事”と“言葉”の一致)
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-08308-6   4-560-08308-8
書誌番号 1113419777
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113419777

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