朝鮮人特攻隊員処刑の闇 --
林えいだい /著   -- 新評論 -- 2016.11 -- 19cm -- 294p

資料詳細

タイトル 実録証言大刀洗さくら弾機事件
副書名 朝鮮人特攻隊員処刑の闇
著者名等 林えいだい /著  
出版 新評論 2016.11
大きさ等 19cm 294p
分類 916
件名 太平洋戦争(1941~1945)-特攻隊 , 朝鮮人
注記 文献あり
著者紹介 1933年12月4日福岡県香春町生まれ。記録作家。ありらん文庫主宰。早稲田大学文学部中退後,故郷の筑豊に戻り,地方公務員を15年務めた後,作家専業となる。徹底した聞き取り調査で,公害,朝鮮人強制連行,差別,特攻隊など民衆を苦しめた歴史の闇を暴きつづける。2007年平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。『八幡の公害』(朝日新聞社)など著書多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 帝国陸軍「最後の切り札」はなぜ燃えたのか。太平洋戦争末期1945年5月23日、福岡の大刀洗陸軍飛行場で起きたさくら弾機炎上事件の真相に隠された、戦争と民族差別の闇を暴く証言集。
要旨 太平洋戦争末期の一九四五年五月二三日早朝、福岡県の大刀洗北飛行場で、二日後に出撃を控えた特攻機が炎上する事件が起きた。特攻機の名は「さくら弾機」。まもなく陸軍飛行第六二戦隊所属の通信士・山本辰雄伍長が、放火犯として憲兵隊に逮捕された。彼は朝鮮人(氏名は創氏改名によるもの)だった。当時を知る二一名の人々の証言(書簡を含む)によって、謎に包まれた事件の真相を明らかにする。
目次 四式重爆撃機「飛龍」―飛行第一一〇戦隊整備係・佐野馨少尉;特攻出撃のたびに生還―飛行第六二戦隊航法士・前村弘候補生;黙殺された掩護機要請―飛行第六二戦隊通信士・松島清伍長;特攻で死にたくなかった―飛行第六二戦隊航法士・花道柳太郎伍長;さくら弾機の機長として―飛行第六二戦隊操縦士・佐野仁少尉;さくら弾機の不時着を目撃―森部和規;早朝の炎と黒煙―大刀洗陸軍航空廠北飛行場整備班・河野孝弘;憲兵隊の取り調べ―夜須村農会・倉地ミツ子;出撃しなかった特攻隊員―第二二六振武隊・杉田登伍長;陸軍専用旅館の息子が見た特攻隊員―清泉閣・永村徹〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-7948-1052-6   4-7948-1052-0
書誌番号 1113437163
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113437163

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