社会外の社会 --
柳瀬勁介 /著, 塩見鮮一郎 /訳   -- 河出書房新社 -- 2016.11 -- 20cm -- 166p

資料詳細

タイトル えた非人
副書名 社会外の社会
著者名等 柳瀬勁介 /著, 塩見鮮一郎 /訳  
出版 河出書房新社 2016.11
大きさ等 20cm 166p
分類 361.8
件名 賤民-日本-歴史 , 部落問題
著者紹介 【柳瀬勁介】1868年、福岡県直方市植木生まれ。17歳の折、隣村の小学校で教鞭を執る。東京法学院、日本法律学校で法律を学んだ後、前人未踏の「部落の歴史」の仕事にとりかかり、原稿を完成させた後にそこに書いた部落民救済策を実行に移そうと台湾に渡り、台湾総督府に勤める。当地で赤痢にかかり、その原稿を九州の同じ塾に学んだ友人権藤震二に託すが、刊行を見ずに1896年に病没した。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 近代に入って最も早い時期に、差別と被差別の問題・歴史を究明した先駆者の画期的な情熱の書を、斯界の第一人者がわかりやすい現代語に訳して世に問い直す。
要旨 被差別部落の歴史を初めて書いた歴史的名著をついに現代語訳で!肉食のタブーは、日本中にケガレ意識を蔓延させ、皮革生産に携わる人、埋葬にかかわる人、刑の執行とその後片付けをする人びとを貶め、差別した。かような日本史をつらぬく「賎民意識の構造」を初めて鮮明に描いた、今もっとも読まれるべき伝説の書を、研究の第一人者が現代のことばで甦らせる!
目次 第1章 「えた」の名称(「えた」という名称の意義;「えた」の異名);第2章 「えた」の起源(総説;餌取;外国渡来の民;内国の俘虜;落魄者;犯罪;雑種);第3章 「えた」の状態(「えた」の地位;「えた」の風俗;「えた」の信仰と道徳;「えた」の人口と出生率);第4章 「えた」排斥の原因(ケガレを忌む風習とその変遷;肉食の風習とその変遷);第5章 救済策
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-22689-7   4-309-22689-2
書誌番号 1113438436
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113438436

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 361.8 一般書 利用可 - 2057893462 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 361.8 一般書 利用可 - 2058040730 iLisvirtual