公害・環境規制のあり方を問う --
田口直樹 /編著   -- ミネルヴァ書房 -- 2016.11 -- 22cm -- 296p

資料詳細

タイトル アスベスト公害の技術論
副書名 公害・環境規制のあり方を問う
著者名等 田口直樹 /編著  
出版 ミネルヴァ書房 2016.11
大きさ等 22cm 296p
分類 519.3
件名 石綿
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年生まれ 現在大阪市立大学大学院経営学研究科教授 主著『金型産業の技術形成と発展の諸様相―グローバル化と競争の中で』(共著)日本評論社,2016年ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:アスベスト問題と環境論・公害論 田口直樹著 杉本通百則著. アスベスト問題と局所排気装置 田口直樹著. 戦前日本の粉塵対策技術とアスベスト産業規則の可能性 中村真悟著. イギリスにおける1931年アスベスト産業規則の成立 中村真悟著. 1930年代後半のアメリカ・ドイツにおけるアスベスト紡織工場の粉塵対策技術 杉本通百則著. 建築産業の生産システムとアスベスト問題 澤田鉄平著. 建設アスベスト問題における粉塵対策の基本原則と粉塵対策技術 田口直樹著. イギリスにおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開 杉本通百則著. ドイツにおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開 杉本通百則著. アスベスト公害の理論問題 杉本通百則著
要旨 アスベスト公害は、アスベスト製品の生産・流通・消費の過程で被害が拡散し、とりわけ中小零細事業者に深刻な被害をもたらした。安価で優れた耐火性、耐摩耗性という機能から大量に利用され、有害性が認識され始めてもなお、規制が遅れた。今日、科学的に安全性が証明されていない新素材が多く利用され、同様の問題が発生する可能性は否定できない。本書は、泉南アスベスト国賠訴訟弁護団の依頼により、裁判資料として調査・分析を行った研究成果である。技術論の視点から、欧米の先行事例と比較分析し、今後の公害・環境規制の在り方を問う。
目次 アスベスト問題と環境論・公害論―本書の目的と環境・公害の一般理論;第1部 アスベスト紡織産業における粉塵対策(アスベスト問題と局所排気装置―泉南地域における集塵対策の実態を踏まえて;戦前日本の粉塵対策技術とアスベスト産業規則の可能性;イギリスにおける1931年アスベスト産業規則の成立;1930年代後半のアメリカ・ドイツにおけるアスベスト紡織工場の粉塵対策技術);第2部 建設アスベスト問題における課題と論点(建築産業の生産システムとアスベスト問題;建設アスベスト問題における粉塵対策の基本原則と粉塵対策技術;イギリスおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開;ドイツにおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開);アスベスト公害の理論問題
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07825-7   4-623-07825-6
書誌番号 1113440546
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113440546

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