日中戦争泥沼化への道 -- 星海社新書 --
広中一成 /著   -- 星海社 -- 2016.12 -- 18cm -- 186p

資料詳細

タイトル 通州事件
副書名 日中戦争泥沼化への道
シリーズ名 星海社新書
著者名等 広中一成 /著  
出版 星海社 2016.12
大きさ等 18cm 186p
分類 210.74
件名 日中戦争(1937~1945)
注記 文献あり
著者紹介 中国近現代史研究者 1978年、愛知県生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知大学国際コミュニケーション学部非常勤講師。専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。大学院時代より10年近く、通州事件に関する史料収集、現地調査、論考の発表を行ってきた。本書はその成果を一般向けにまとめたものである。ほかの著作に、『ニセチャイナ 満洲・蒙疆・冀東・臨時・維新・南京』(社会評論社、2013年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日中戦争開始から約3週間後の1937年7月29日。日本の傀儡政権統治下で中国人部隊「保安隊」が突如反乱を起こし、日本居留民225名が死亡した。「反乱はなぜ起きたのか?」「予兆はなかったのか?」通州事件を歴史的に検証する。
要旨 居留民二二五名死亡。見逃された予兆、責任逃れ、プロパガンダ。日中戦争開始から約三週間後の一九三七年七月二九日。北京からほど近い通州で、日本の傀儡政権である冀東政権麾下の中国人部隊「保安隊」が突如反乱を起こした。「通州事件」と呼ばれるこの反乱により、二二五名もの日本人居留民(うち一一一名が朝鮮人)が命を落とした。しかし、通州事件には、未だ多くの疑問が残されている。「反乱はなぜ起きたのか?」「予兆はなかったのか?」「責任は誰が取ったのか?」「事件はどう報道されたのか?」―本書では、これらの疑問に対し、数々の史料を駆使して検討を加える。事件発生から八〇年が経とうとしている今だからこそ、我々は感情的で不毛な議論を排し、実証的見地からその全貌を捉え直さなければならない。
目次 はじめに 通州事件とは(通州事件の再評価をめぐる論争;「水掛け論」を終わらせるために ほか);第1章 通州事件前史(通州の成立と発展;首都防衛の要 ほか);第2章 通州事件の経過(盧溝橋事件発生時の通州城内の警備態勢;保安隊誤爆事件 ほか);第3章 通州事件に残る疑問(なぜ保安隊は反乱を起こしたのか;通州事件によって生じた問題はどのようにして解決されたのか ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-138607-5   4-06-138607-7
書誌番号 1113447692
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113447692

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2056911343 iLisvirtual
港北 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2058125787 iLisvirtual