リベラルな共和主義のために -- 中公叢書 --
稲葉振一郎 /著   -- 中央公論新社 -- 2017.1 -- 20cm -- 318p

資料詳細

タイトル 政治の理論
副書名 リベラルな共和主義のために
シリーズ名 中公叢書
著者名等 稲葉振一郎 /著  
出版 中央公論新社 2017.1
大きさ等 20cm 318p
分類 313.7
件名 共和政治 , 自由主義
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年東京生まれ。明治学院大学教授。86年、一橋大学社会学部卒、92年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得後退学。岡山大学経済学部助教授、明治学院大学社会学部助教授等を経て現職。専門は、社会科学基礎論、社会倫理学。著書に『経済学という教養』(東洋経済新報社、増補版/ちくま文庫)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 全てが「資本」として流動化していく世界で、いかに資本主義と折り合いをつけ、どのように公共世界と私有財産を構築・維持していくか。アレント、フーコーを入り口に、経済学や社会学の最新の知見を踏まえながら、実感の伴う政治の理解を目指す。
要旨 民主主義と自由主義は両立するのか。現代政治学の焦点の一つから、今日的な「政治」の意味が浮かび上がる。すべてが「資本」として流動化していく世界で、いかに資本主義と折り合いをつけ、どのように公共世界と私有財産を構築・維持していくか。これが「リベラルな共和主義」にとっての基本課題である。本書では、考察に必要な概念や論点に、歴史的・理論的な吟味を加える。まずは、フーコーとアレントの理論を足がかりに、そして、経済学、社会学の最新の知見を踏まえながら、実感の伴う政治の理解を目指す。
目次 第1章 政治権力はどのように経験されるか;第2章 アレントの両義性;第3章 フーコーにとっての政治・権力・統治;第4章 自由とは何を意味するのか;第5章 市場と参加者のアイデンティティ;第6章 信用取引に潜在する破壊性;第7章 「市民」の普遍化;第8章 リベラルな共和主義と宗教;第9章 リベラルな共和主義の可能性;第10章 政治の場
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-004935-4   4-12-004935-3
書誌番号 1113452512
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113452512

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