科学者はどう向きあってきたか --
杉山滋郎 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2017.1 -- 20cm -- 298,8p

資料詳細

タイトル 「軍事研究」の戦後史
副書名 科学者はどう向きあってきたか
著者名等 杉山滋郎 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2017.1
大きさ等 20cm 298,8p
分類 390
件名 軍事研究-歴史 , 科学と政治-日本-歴史-1945~ , 科学者倫理
注記 欧文タイトル:POSTWAR DEBATE ON MILITARY RESEARCH
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1950年生まれ。 東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻博士課程満期退学,博士(学術)東京工業大学。 現在 筑波大学講師,北海道大学理学部助教授,教授,CoSTEP代表(兼任)を経て北海道大学名誉教授。 主著『日本の近代科学史』朝倉書店,1994年(2010年新装版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「軍事研究に手を染めない」としてきた日本の学術界がいま揺らいでいる。軍事研究をめぐって、いま何が起きているのだろうか。戦後日本で起きた事件・論争をふりかえり、学術界が軍事とどう向きあうべきか考える。
要旨 「軍事研究に手を染めない」としてきた日本の学術界がいま揺らいでいる。防衛のための軍事研究は必要との主張が出てきたからだ。宇宙開発や、人工知能、バイオテクノロジーなど最先端の科学技術は、軍事にも民生にも役立つ(デュアルユース)、だからこれまでの方針は足かせになるという意見もある。これに対し本書は「軍事研究に手を染めない」方針がどのように確立し機能してきたのか、無理や限界がなかったのかを歴史に問い、新たな情況下で初心を生かす道を探る。
目次 第1章 「軍事研究」前史―ダイナマイトから七三一部隊まで;第2章 冷戦がすすむなかで―大学が聖域になったとき;第3章 ベトナム戦争の時代―「平和の目的に限り」の定着;第4章 新冷戦の時代―「平和の目的に限り」の裏で;第5章 冷戦終結後―進みゆく「デュアルユース」;第6章 軍事研究の是非を問う―何をどこまで認めるか
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07862-2   4-623-07862-0
書誌番号 1113453674
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113453674

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