クニッゲ、レッシング、ヘルダー --
笠原賢介 /著   -- 未來社 -- 2017.1 -- 22cm -- 301,41p

資料詳細

タイトル ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界
副書名 クニッゲ、レッシング、ヘルダー
著者名等 笠原賢介 /著  
出版 未來社 2017.1
大きさ等 22cm 301,41p
分類 134.1
件名 啓蒙主義-歴史-18世紀 , イスラム圏
個人件名 クニッゲ,アドルフ・フォン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1952年生れ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(比較文学比較文化専攻)、博士(学術)。現職:法政大学文学部哲学科教授。専攻:ドイツ思想史、比較文学比較文化。訳書に、アドルノ『本来性という隠語-ドイツ的なイデオロギーについて』〈1992年、未來社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:クニッゲと啓蒙の社交性. レッシングと非ヨーロッパ世界. ヘルダー『イデーン』における非ヨーロッパとヨーロッパ. 結語
内容紹介 楽天的な思想潮流とみなされがちな「啓蒙」思想を誤った解釈から救抜し、1960年代以降のアドルノやハーバーマスらの新しい解釈を組み込みながら、現代ヨーロッパの原点としての「啓蒙」を新たな視点から考察する。
目次 第1章 クニッゲと啓蒙の社交性―カント、シュライアーマッハー、レッシングとの連関のなかで(社交の世紀としての十八世紀;カントにおける啓蒙と社交性;クニッゲと『人間交際術』;初期ロマン派との連続と不連続―シュライアーマッハとクニッゲ、カントとの間;むすび―レッシングと社交性);第2章 レッシングと非ヨーロッパ世界―『カルダーヌス弁護』におけるイスラームをめぐって(ジロラモ・カルダーノ;ピエール・ベール;イスラーム教徒の弁論;「迷宮」としての『カルダーヌス弁護』;“異教徒”の不在と最終判断の欠如;むすび―「ここにも神々はいるのだから、遠慮なく入るがよい」);第3章 ヘルダー『イデーン』における非ヨーロッパとヨーロッパ(『イデーン』の基本視点―「地球」と「変容」;ヨーロッパ中心主義への批判;歴史への二重の視点の背景―ベールとゲーテ;『イデーン』のヨーロッパ論;窓のあるモナド;むすび―ヘルダーと啓蒙、カント、レッシング)
ISBN(13)、ISBN 978-4-624-01195-6   4-624-01195-3
書誌番号 1113458891
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113458891

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