利根川由奈 /著   -- 水声社 -- 2017.3 -- 22cm -- 273p

資料詳細

タイトル ルネ・マグリット国家を背負わされた画家
著者名等 利根川由奈 /著  
出版 水声社 2017.3
大きさ等 22cm 273p
分類 723.358
件名 文化政策-ベルギー-歴史-20世紀
個人件名 マグリット,ルネ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1985年、横浜市に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。専攻、美術史、文化政策史。現在、早稲田大学非常勤講師。主な著書には、『魅惑のベルギー』(共著、神戸新聞総合出版センター、2013年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 シュルレアリスムを代表する画家は、現代美術や広告へ影響を与えながらも、詩と思考を絵画に求めて孤高に描きつづけたのだろうか?第二次世界大戦後のベルギーにおいて、マグリットが文化政策の担い手となった理由を、美術史と文化政策史の側面から解明する。
要旨 シュルレアリスムを代表する画家は、現代美術や広告へ影響を与えながらも、詩と思考を絵画に求めて孤高に描き続けた、のだろうか?ベルギー王立航空会社の広告、王立施設の壁画、王立美術館の待遇、教育省主催の企画展…文化政策によって「ベルギー美術史」へと巻き込まれた、もう一人のマグリット!
目次 第1部 マグリット作品に表されているもの・表されていないもの―マグリット作品の造形的特徴(マグリット作品の持つイメージの力―「マグリットらしい」“赤いモデル”;思考のイメージ化―「マグリットらしくない」陽光に満ちたシュルレアリスム;マグリットの装飾芸術と広告;マグリット作品の地理的・時代的普遍性);第2部 ベルギー美術史とマグリット―展覧会におけるマグリットの文脈(ベルギー美術の伝統を担うマグリット―「ベルギー美術の幻想性―ボスからマグリットまで」展マグリット解釈の現在性―ヤン・フートのマグリット解釈;アメリカ美術の前衛性を備えるマグリット―「ベルギーの美術:一九二〇‐一九六〇」展);第3部 対外文化政策とマグリット―マグリットの公共事業作品の役割(パレ・デ・コングレの壁画“神秘のバリケード”;王立サベナ・ベルギー航空の広告“空の鳥”)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8010-0238-8   4-8010-0238-2
書誌番号 1113473005
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113473005

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