河出ブックス --
石原千秋 /著, 小森陽一 /著   -- 河出書房新社 -- 2017.4 -- 19cm -- 329p

資料詳細

タイトル 漱石激読
シリーズ名 河出ブックス
著者名等 石原千秋 /著, 小森陽一 /著  
出版 河出書房新社 2017.4
大きさ等 19cm 329p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
注記 年譜あり
著者紹介 【石原千秋】1955年生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授(日本近代文学)。著書に、『反転する漱石』など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 漱石研究をリードしてきた名コンビが、難解とされている『文学論』を解きほぐし、『吾輩は猫である』から『明暗』に至るまで、小説14作品を題材に漱石文学の豊潤な可能性を掘りおこす。作品あらすじ、登場人物相関図、漱石略年表付き。
要旨 漱石生誕一五〇年。まだまだこんなにも新しい読み方ができる―。漱石研究をリードしてきた名コンビが、一〇年の時を経て、電撃復活。難解とされる『文学論』を明快に解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』に至るまで、小説一四作品を素材に、漱石文学の豊潤な可能性を、阿吽の呼吸で語りつくす。作品あらすじ、登場人物相関図、漱石略年表付き。
目次 序章 『文学論』から見わたす漱石文学;1 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『草枕』を激読する(『吾輩は猫である』―深読みが止まらない;『坊っちゃん』―一気書き、一気読み;『草枕』―降りられない近代を生きぬく);2 『虞美人草』『坑夫』『夢十夜』を激読する(『虞美人草』―読めば読むほど、恐い;『坑夫』―だから藤尾は美禰子になれた;『夢十夜』―漱石文学を解く索引のよう);3 前期三部作を激読する(『三四郎』―「ダブル」の魅惑;『それから』―無意識は隠せない;『門』―これでは悟れるわけがない);4 後期三部作を激読する(『彼岸過迄』―心の探偵小説;『行人』―女も男も読んでいる;『こころ』―やっぱり、日本近代文学の頂点);5 『道草』『明暗』を激読する(『道草』―愛に満ちている;『明暗』―その愛はどこへ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-62504-1   4-309-62504-5
書誌番号 1113483528
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113483528

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