子ども文化と少年司法 --
竹原幸太 /著   -- 本の泉社 -- 2017.5 -- 21cm -- 159p

資料詳細

タイトル 失敗してもいいんだよ
副書名 子ども文化と少年司法
著者名等 竹原幸太 /著  
出版 本の泉社 2017.5
大きさ等 21cm 159p
分類 327.8
件名 少年法-日本 , 少年犯罪-日本 , 少年非行-日本 , 児童福祉-日本
著者紹介 1980年生まれ。宮城県仙台市出身。現在、東北公益文科大学教授。博士(文学)。日本こどもを守る会『子ども白書』編集委員(司法)。教育学の観点から青少年問題・子ども文化を研究。著書に『菊池俊諦の児童保護・児童福祉思想に関する研究』(早稲田大学出版部、2015年)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 最近の少年事件や非行統計を分析しながら、少年法が誕生した経緯を確認。少年司法の専門機関では、どのような視点に立って子どもの「悪さ」と向き合っているのかを紹介。新しい取組みを紹介しながら、2000年以降の少年法「改正」の問題点を論じる。
目次 1章 少年事件に見る思春期の発達困難(「残虐さ」の裏にある育ちの「未熟さ」;「自分づくり」のもがきと歪み;少年非行の増加・凶悪化は本当か?―統計データに見る「非行の実態」);2章 子どもの育ちを支える少年司法の仕組みと専門職の仕事(少年法今昔物語―少年法の歩み;子どもの「悪さ」をどのように見るか?―非行・いじめ問題対応に追われる学校;家裁調査官に学ぶ非行克服の視点;少年院・児童自立支援施設の「育て直し」―「矯正教育」と「共生教育」;地域社会での経過観察を担う保護観察所);3章 当事者による非行克服過程の発信とその課題(「非行」と向き合う親たちの会と「新しいコミュニテイ」;少年院出院者によるピアサポート活動―セカンドチャンスが社会へ投げかけるもの;元少年A著『絶歌』をどう見るか?―当事者の少年事件の公開をめぐって);4章 少年司法の行方と展望(国連子どもの権利条約と少年法「改正」問題;国際的に注目される修復的司法―被害者と加害者との対話;学校の「修復的実践」を通じて修復的司法を理解する);終章 「悪さ」・「つまずき」・「失敗」を「育ちの栄養素」に変える「子ども文化」と「甦育」の視点(多様な視点から解明される子どもの「悪さ」;「悪さ」対策の「健全育成」ではなく「野性味あふれる子ども文化」の復権へ;「つまずき」や「失敗」を「育ちの栄養素」に変える営みとなる「甦育」);寄稿 失敗する権利・やり直す権利・立ち直る権利―「子どもと司法」と“健全育成”
ISBN(13)、ISBN 978-4-7807-1625-2   4-7807-1625-X
書誌番号 1113486786
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113486786

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