昭和天皇と宮中の「葛藤」 -- NHKブックス --
茶谷誠一 /著   -- NHK出版 -- 2017.5 -- 19cm -- 348p

資料詳細

タイトル 象徴天皇制の成立
副書名 昭和天皇と宮中の「葛藤」
シリーズ名 NHKブックス
著者名等 茶谷誠一 /著  
出版 NHK出版 2017.5
大きさ等 19cm 348p
分類 313.6
件名 天皇制-歴史-1945~
個人件名 昭和天皇
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1971年石川県生まれ。2006年立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、明治大学、立教大学兼任講師。専攻は日本近現代史。著書に『昭和戦前期の宮中勢力と政治』(吉川弘文館)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国体危機、退位要求、戦争責任問題…。難題を抱えながら誕生した新体制下、「象徴」としての天皇がとった行動とは。国民主権と立憲君主制のはざまで起こった政府・GHQとの水面下の攻防を描き出す。
要旨 一九四七年五月三日、日本国憲法施行とともに象徴天皇制が誕生した。「統治権の総攬者」から国政に関する権限を持たない「象徴君主」への転換を迫られた天皇は、自らの理想とする君主像とGHQ・日本政府が要求する象徴としての役割のギャップに苦悩しつつ、側近たちと共に抵抗を試みていった―。生前退位問題をめぐって、皇室典範および象徴天皇制の在り方が注目を集めるなか、本書は敗戦直後から占領時代に焦点をあて、天皇・宮中・政府・GHQ間の複雑な力学と激しい相克の中で象徴天皇制が成立する過程を、膨大な史料を読み解きながら描き出す。
目次 序章 象徴天皇制とはどんな君主制形態なのか;第1章 敗戦前後の国体危機と昭和天皇;第2章 象徴天皇制への道;第3章 戦後における昭和天皇の行動原理;第4章 象徴天皇制の成立過程にみる政治葛藤―一九四八年の側近首脳更迭問題;第5章 吉田茂の復権と象徴天皇制への対応;終章 象徴天皇制のゆくえ―昭和から平成へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-14-091244-7   4-14-091244-8
書誌番号 1113490595
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113490595

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