毎日小さな統一が達成される奇跡の空間 --
キムジニャン /著, カンスンファン /著, イヨング /著, キムセラ /著, 塩田今日子 /訳   -- 地湧社 -- 2017.3 -- 19cm -- 310p

資料詳細

タイトル 開城工団の人々
副書名 毎日小さな統一が達成される奇跡の空間
著者名等 キムジニャン /著, カンスンファン /著, イヨング /著, キムセラ /著, 塩田今日子 /訳  
出版 地湧社 2017.3
大きさ等 19cm 310p
分類 319.21
件名 朝鮮問題 , 朝鮮民主主義人民共和国 , 工業地帯-朝鮮民主主義人民共和国-開城
注記 標題紙・背の責任表示(誤植):キムジヒャン
著者紹介 【キムジニャン】KAIST未来戦略大学院教授。北朝鮮・統一問題を専攻した学者で、盧武鉉政権時代に5年間対北朝鮮対策を立案、執行した。その後開城工団で4年間対北交渉を担当した。開城工団に長期滞在しながら北朝鮮社会の構造と素顔を隅々まで見た唯一の学者として評価される。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 緊迫する北朝鮮庶民の情況がつぶさにわかる、比類無きルポルタージュ。韓国の企業を誘致して、北朝鮮国内に作られた「開城工業団地」。その企業側の代表や管理者として赴任した韓国人たちに取材をしてその生の声をまとめた貴重なインタビュー集。はじめは北朝鮮の労働者たちに脅え、どう接していいかわからなかった彼らだったが、つきあっていくうちに北朝鮮の人々の内側が見えてくる。お互いにはじめは相手を角の生えた鬼くらいに思っていたが、実は家族を大切にし暮らしている普通の人間だと思える過程がよく描かれている。南北朝鮮の問題だけでなく、世界の対立や民族紛争を「敵対」でなく「共存」へ導くための実践的な方法論。
目次 1 開城工団に関する基本的な理解―誤解と真実(開城工団で出会った北朝鮮、真実を語りたかった;我々は北朝鮮をどれだけ知っているだろうか;開城工団を見れば南北の平和と統一が見える;開城工団はどんな場所か;開城工団についての誤解と真実;南北平和経済の大当たりのために);2 開城工団には人が住んでいる(共存のための相互尊重の対話が必要だ―キムジョンソクチーム長;開城工団にいて自分が進むべき道を見つけた―パクサンチョル課長;開城工団に行く道は生きる道である―キムヨンシク代表;信頼を構築して労働環境さえ整えてやれば彼らは何としてでもやり遂げます―チェソクチン法人代表;彼らは泣いていた。我々も泣いた。これは一体どうしたことか…―ヤンミョンジン法人代表;こんなに丸見えの下着をどうして着るのですか。ぞっとします!―イソンニョン課長;考え方を変えるのはお金でもできないことなのに、開城工団が成し遂げつるあるではないですか―イスヒョンチーム長;むしろあなたを信じます。誰も信じられません。―ナムヨンジュン次長;済州島はそんなにいいんですか。素敵な風景写真があればちょっと見せてくださいよ。―チョンジヌ);3 開城工団に向かう道、統一に向かう道(取材記者対談;開城から来た手紙)
ISBN(13)、ISBN 978-4-88503-244-8   4-88503-244-X
書誌番号 1113491878
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113491878

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