伝記・文学作品から人生を読む --
山岸明子 /著   -- 新曜社 -- 2017.6 -- 20cm -- 193p

資料詳細

タイトル つらさを乗り越えて生きる
副書名 伝記・文学作品から人生を読む
著者名等 山岸明子 /著  
出版 新曜社 2017.6
大きさ等 20cm 193p
分類 146.2
件名 適応(心理学) , 苦痛 , 発達心理学
著者紹介 東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士(東京大学)。順天堂医療短期大学、順天堂大学医療看護学部、スポーツ健康科学部教授を歴任。専門は発達心理学・教育心理学。2014年定年退職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:子どもにとって「想像上の仲間」がもつ意味は何か. 罪悪感は何に対してもたれ、償うために何がなされるのか. 人は何を行動の基準にし、何に救いを求めるのか. 幼少期に母親との関係が悪かった娘は、その後どうなるのか. なぜ高村智恵子は精神的に破綻したのか
内容紹介 子どもはつらさにどう対処しているか。心から離れない罪悪感にどう向き合ったか。誰もが人生のどこかでつまずき、つらさを乗り越える困難と向き合う。そんな時、何が生きる力となるのか。心理学者が文学作品、実在の人物の伝記やエッセイから読み解く。
要旨 子どもはつらさにどう対処しているか。心から離れない罪悪感にどう向きあったか。うまくいかない母娘関係を和解に導いたものは?誰もが人生のどこかでつまずき、つらさを乗り越える困難と向き合う。そんな時、何が生きる力となるのか。心理学者が文学作品、実在の人物の伝記やエッセイから読み解く。
目次 1章 子どもにとって「想像上の仲間」がもつ意味は何か―六つの文学作品をめぐって(移行対象の機能と意義;想像上の仲間 ほか);2章 罪悪感は何に対してもたれ、償うために何がなされるのか―イアン・マキューアン『贖罪』と中島京子『小さいおうち』(望ましくない行動をした後の行動;望ましくない行動をした時にもたれる罪悪感 ほか);3章 人は何を行動の基準にし、何に救いを求めるのか―遠藤周作の信仰をめぐる六つの小説の変遷(『黄色い人』―「なぜ悪いことをしないのか」「悪いこととは何か」の問い;『黄色い人』『海と毒薬』―正しいとされていることへの疑問と「正しさはあるのか」の問い ほか);4章 幼少期に母親との関係が悪かった娘は、その後どうなるのか―マリア・カラスと佐野洋子の場合(マリア・カラスの場合;佐野洋子の場合 ほか);5章 なぜ高村智恵子は精神的に破綻したのか―立ち直った二事例と比較して(智恵子の生涯;智恵子の精神的破綻をもたらした要因 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7885-1527-7   4-7885-1527-X
書誌番号 1113494818
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113494818

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