近世日本道徳文化史の試み --
ニールス・ファンステーンパール /著   -- ぺりかん社 -- 2017.7 -- 22cm -- 214p

資料詳細

タイトル 〈孝子〉という表象
副書名 近世日本道徳文化史の試み
著者名等 ニールス・ファンステーンパール /著  
出版 ぺりかん社 2017.7
大きさ等 22cm 214p
分類 152.6
件名 孝子 , 日本-文化-歴史-江戸時代
注記 索引あり
著者紹介 1980年生まれ。ライデン大学修士(日本学)。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。京都大学白眉センター助教を経て、現在、京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻―日本近世思想史・教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:問題としての「孝子」. 由緒としての「孝子」. 文芸としての「孝子」. 国風としての「孝子」. 競争としての「孝子」. 公儀としての「孝子」. 主体としての「孝子」. 道徳文化史という課題
内容紹介 「孝子」とは、「親孝行な子」というだけの存在であったのか?為政者から庶民まで、多様な主体によって競合的に意味づけられた「孝子」創作のプロセスを解明し、「孝」の思想と実践をつなぐ「表象」に着目することで、道徳文化史の可能性を探る。
要旨 「孝子」とは、「親孝子な子」というだけの存在であったのか?近世日本社会で広く行われた「孝子顕彰」において、為政者から庶民まで、多様な主体によって競合的に意味づけられた「孝子」創作のプロセスを解明し、「孝」の思想と実践をつなぐ「表象」に着目することで、道徳文化史の可能性を探る。
目次 プロローグ―道徳文化史の試み;序章 問題としての「孝子」―課題・資料・構成;第1章 由緒としての「孝子」―在村における「孝子顕彰」;第2章 文芸としての「孝子」―道中における顕彰と「孝子万吉伝」;第3章 国風としての「孝子」―藩における顕彰と『孝婦鳴盛編』;第4章 競争としての「孝子」―藩国家における顕彰と「孝子伝集」;第5章 公儀としての「孝子」―国家における顕彰と『官刻孝義録』;第6章 主体としての「孝子」―異国における顕彰と『近世蝦夷人物誌』;終章 道徳文化史という課題;附録 近世出版「孝子伝」一覧
ISBN(13)、ISBN 978-4-8315-1476-9   4-8315-1476-4
書誌番号 1113502791
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113502791

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