「書かず」と書くこと --
田村隆 /著   -- 東京大学出版会 -- 2017.7 -- 20cm -- 284,4p

資料詳細

タイトル 省筆論
副書名 「書かず」と書くこと
著者名等 田村隆 /著  
出版 東京大学出版会 2017.7
大きさ等 20cm 284,4p
分類 913.364
件名 源氏物語-評釈 , 修辞学
個人件名 紫式部
注記 索引あり
著者紹介 1979年山口県岩国市生まれ 2006年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了 博士(文学) 九州産業大学国際文化学部講師などをへて 現在東京大学大学院総合文化研究科准教授 主要著作「春日野の春秋」(東京大学教養学部編『高校生のための東大授業ライブ 学問からの挑戦』東京大学出版会,2015年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:省筆論. 夕顔以前の省筆. 貫之が諫め. 卑下の叙法. 「ようなさにとどめつ」考. 「思ひやるべし」考. 与謝野晶子訳『紫式部日記』私見. 省筆の訳出. 「御返りなし」考. 施錠考. 村雨の軒端. 硯瓶の水. いとやむごとなききはにはあらぬが. 「涙」の表記. 玉葛の旧跡
内容紹介 叙述において、あえて「書かない」と書くことで、作者は何を表現したかったのか。『源氏物語』を中心に、近代に翻訳を試みた与謝野晶子や谷崎潤一郎とも比較しながら、「書かず」の叙述に迫る。レトリックによって深まる文章表現の技に光をあてる。
要旨 『源氏物語』はどのように書かれなかったのか。古典文学から与謝野晶子、谷崎潤一郎の現代語訳まで叙述のレトリックをめぐる裏側からの文学論。
目次 第1部(省筆論;夕顔以前の省筆;貫之が諌め;卑下の叙法;「ようなさにとどめつ」考;「思ひやるべし」考;与謝野晶子訳『紫式部日記』私見;省筆の訳出;「御返りなし」考);第2部(施錠考;村雨の軒端;硯瓶の水;いとやむごとなききはにはあらぬが;「涙」の表記;玉葛の旧跡)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-083073-7   4-13-083073-2
書誌番号 1113509728
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113509728

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