人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇 --
法月敏彦 /著   -- 八木書店古書出版部 -- 2017.8 -- 22cm -- 353,21p

資料詳細

タイトル 演劇研究の核心
副書名 人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇
著者名等 法月敏彦 /著  
出版 八木書店古書出版部 2017.8
大きさ等 22cm 353,21p
分類 772.1
件名 演劇-日本-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1951年、静岡県生まれ。日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻修士課程修了。玉川大学文学部助手を経て、同芸術学部教授を定年退職。現在、桜美林大学芸術文化学群教授。編著書に、『近松半二浄瑠璃集(一)』(国書刊行会、1987、共著)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:観客における演劇受容の実態. 東洋演劇としての日本演劇. 「道行」という伝承. 「挿絵」という伝承. 歴史を敷衍させる「語り」の演劇. 始原としての『浄瑠璃物語』. 近世演劇における『浄瑠璃物語』. 古代からの記憶. 「奇跡」の伝承. 語り物の構造. 人形浄瑠璃の衰退. 新たな伝承の始まり. 猿楽の伝統. 女曲舞の伝統. 語りの展開. 伝説の歌舞伎化. 河竹黙阿弥における近代. 歌舞伎の衰退. 近代における日本演劇の影響関係. 演劇改良の時代. 現代への影響. 近代における演劇教育の始原. 演劇教育の展開. 二十一世紀の演劇変容
内容紹介 「観客の演劇受容の実態と東洋演劇全般の共通性」「ドラマとして受け止められる「語り」の実像」「「語り」から「芝居」への移行」…。近世演劇の構築した世界観の追究から、近代の演劇教育まで、幅広く論究する著者の研究成果を4つに分類してまとめる。
要旨 舞い踊り謡い語ることは、人間のもつ本性であり、地域・時代によって様々なバリエーションをもつ。それらに通底する共通項は、“観客の感動”に他ならない。長年その本質探求を志向した研究成果を収めた。
目次 第1部 世界演劇における日本演劇の位置(観客における演劇受容の実態;東洋演劇としての日本演劇 ほか);第2部 歴史を敷衍させる「語り」の演劇(継承された語りとしての『浄瑠璃物語』;江戸時代前半の語り ほか);第3部 舞から踊りへ 語りから芝居へ(踊りの人々;義太夫浄瑠璃の歌舞伎化 ほか);第4部 芝居の近代化と演劇教育の成立(十九世紀の日本演劇;二十世紀の日本演劇と演劇教育 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8406-9763-7   4-8406-9763-9
書誌番号 1113518591
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113518591

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