杉田俊介 /著   -- 作品社 -- 2017.11 -- 19cm -- 397p

資料詳細

タイトル 戦争と虚構
著者名等 杉田俊介 /著  
出版 作品社 2017.11
大きさ等 19cm 397p
分類 361.5
件名 サブカルチャー , 戦争と社会
著者紹介 1975年、神奈川県生まれ。批評家。法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程修了。20代後半より障害者ヘルパーに従事しながら、執筆活動を行ってきた。著書に『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:戦争と虚構. 今、絶対平和を問いなおす. ジェノサイドのための映像論・序説. 東浩紀論. 災厄のための映像論・序説
内容紹介 いかにフィクションは、戦争に抗するのか?「シン・ゴジラ」「君の名は。」「この世界の片隅に」、押井守、宮崎駿、安倍晋三、東浩紀…。それらを星座のようにつなぎ合わせたとき、見えてくる未来とは。アニメ的でマジカルなファシズム時代のサブカル批評。
要旨 災厄の気配。―鳴り響く早朝のJアラート。力なき笑いに覆われた“戦前”。―に満ちる転換期としての2010年代。『シン・ゴジラ』『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』、押井守、宮崎駿、リティ・パン、伊藤計劃、湯川遙菜、安倍晋三、東浩紀、土本典昭…、それらを星座のようにつなぎ合わせたとき、見えてくる未来とは。新たなる時評=批評の形。
目次 1 戦争と虚構―『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』『ガルム・ウォーズ』(はじめに―来るべき政治=芸術的な批評理論のために;『シン・ゴジラ』―アニメ的でマジカルなファシズムに抗して;『君の名は。』―セカイ系とワカイ系のあいだで ほか);2 今、絶対平和を問いなおす―敗戦後七〇年のアジア的な日常から;3 ジェノサイドのための映像論・序説―ジェノサイド映画と伊藤計劃(リティ・パン;ジョシュア・オッペンハイマー;伊藤計劃 ほか);4 東浩紀論―強制収容所とテーマパークのあいだを倫理的に遊び戯れる(批評にとって欲望とは何か―二〇一三年の文化=社会運動;初期批評の諸問題―確率的暴力と新しい「人間」;『存在論的、郵便的』を読みなおす―匿名化という内省 ほか);5 災厄のための映像論・序説―東日本大震災、あるいは水俣と「甦り」の映画
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-660-3   4-86182-660-8
書誌番号 1113543592
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113543592

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