ペルシア語文化圏における形成と展開 --
大塚修 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2017.12 -- 22cm -- 444p

資料詳細

タイトル 普遍史の変貌
副書名 ペルシア語文化圏における形成と展開
著者名等 大塚修 /著  
出版 名古屋大学出版会 2017.12
大きさ等 22cm 444p
分類 227.2
件名 イラン-歴史-古代 , 歴史学-イラン-歴史-古代 , 歴史観-歴史 , 世界観-歴史
注記 欧文タイトル:The Transformation of the General Histories in Persianate Societies
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1980年 東京に生まれる。2003年 東京大学文学部卒業。2012年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在 東京大学大学院人文社会系研究科助教,博士(文学)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 前近代の世界には、天地創造に始まる人類の系譜を描く「普遍史」という歴史類型が存在した。著名な『王書』や『集史』から、地方王朝やモンゴル時代の多様な手稿本までを徹底的に調査し、世界認識のダイナミックな変容を跡づける。
要旨 歴史叙述の根底を問い直す。前近代の世界には、天地創造に始まる人類の系譜を描く「普遍史」という歴史類型が存在した。著名な『王書』や『集史』から、地方王朝やモンゴル時代の多様な手稿本までを徹底的に調査し、世界認識のダイナミックな変容を跡づける力作。
目次 普遍史研究の意義と展望;第1部 『王書』以前の古代ペルシア史叙述―『王の書』から『王書』へ(旧約的普遍史と古代ペルシア史の相克;『王の書』の「復活」と流行―ペルシア系地方王朝における普遍史;フィルダウスィーの『王書』と古代ペルシア史―ガズナ朝における普遍史);第2部 ペルシア語普遍史書の成立―『王書』から『選史』へ(『王書』の流行とペルシア語普遍史;ペルシア語普遍史とオグズ伝承―アブー・サイードの即位まで;旧約的普遍史、古代ペルシア史、オグズ伝承の接合―アブー・サイードとギヤース・ラシーディーの時代);第3部 ペルシア語普遍史書の再編―『ペルシア列王伝』から『歴史集成』へ(古代ペルシア史の再編―ハザーラスプ朝におけるペルシア語文芸活動と『ペルシア列王伝』;イランの地の地方政権とイラン概念;イランの地の歴史からイランとトゥランの歴史へ―ティムール朝時代)
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0891-4   4-8158-0891-0
書誌番号 1113550457
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113550457

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