ヘルダーリン詩学にまつわる試論 -- 叢書・エクリチュールの冒険 --
ヴィンフリート・メニングハウス /著, 竹峰義和 /訳   -- 月曜社 -- 2018.1 -- 19cm -- 223p

資料詳細

タイトル 生のなかば
副書名 ヘルダーリン詩学にまつわる試論
シリーズ名 叢書・エクリチュールの冒険
著者名等 ヴィンフリート・メニングハウス /著, 竹峰義和 /訳  
出版 月曜社 2018.1
大きさ等 19cm 223p
分類 941
個人件名 ヘルダーリーン,フリードリヒ
注記 原タイトル:Halfte des Lebens
注記 文献あり
著者紹介 【ヴィンフリート・メニングハウス】1952年生まれ。マールブルク、フランクフルト、ハイデルベルク、ベルリンでドイツ文学、哲学、政治学を学ぶ。ベルリン自由大学一般文芸学・比較文学科ペータ・ソンディ研究所教授を経て、現在は2013年にフランクフルトに創設されたマックス・プランク経験美学研究所で「言語と文学」部門のディレクターをつとめる。著書に、『ヴァルター・ベンヤミンの言語魔術理論』(1980年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 狂気に陥るまえのヘルダーリンがみずから公刊した最後の詩のひとつである『生のなかば』。抒情詩の傑作として愛誦されてきたこの短詩のうちに密かに埋め込まれた神話論的な寓意を、緻密な韻律分析と丹念な文献考証をつうじて鮮やかに解き明かす。ひとつのテクストを徹底的に精読することではじめて開かれる、無限の解釈の地平。
目次 “ミッドライフ・クライシス”についての詩?;韻律による詩の署名としての(サッポー風の)アドーニス格;サッポーとディオティーマ;ヘルダーリンのサッポー;アドーニス格からアドーニスへ―古典古代の美の神話の再定式化としての『生のなかば』;アドーニス、ナルキッソス、美しい白鳥たち;ヘルダーリンによる美の“理論”;「完璧な抒情美」の対極的な原像としてのサッポーとアルカイオス、および自由韻律体の言語という媒体における両者の断片的な現存;おのれのうちなる詩の葛藤;ヘルダーリンの長大なピンダロス風の詩におけるサッポー的な契機?;『生のなかば』と『あたかも祭りの日に』;垂れること-立ちつくすこと-漂うこと
ISBN(13)、ISBN 978-4-86503-054-9   4-86503-054-9
書誌番号 1113560791
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113560791

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 941 一般書 利用可 - 2062000271 iLisvirtual