フクシマに何を問うのか --
尾松亮 /著   -- 岩波書店 -- 2018.2 -- 19cm -- 169p

資料詳細

タイトル チェルノブイリという経験
副書名 フクシマに何を問うのか
著者名等 尾松亮 /著  
出版 岩波書店 2018.2
大きさ等 19cm 169p
分類 543.5
件名 チェルノブイリ原発事故(1986) , 福島第一原発事故(2011)
著者紹介 1978年生まれ.東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了.2004~07年,文部科学省長期留学生派遣制度により,モスクワ大学文学部大学院に留学.現在,関西学院大学災害復興制度研究所研究員.著書に『3・11とチェルノブイリ法-再建への知恵を受け継ぐ』(東洋書店新社)ほか.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 チェルノブイリ被災国現地の人々と交流してきたロシア研究者が、被災国政府の認識や補償の現状、記憶の風化に抗する人々の取り組みなどを紹介。事故後、30年以上におよぶ人と社会の蓄積を、3・11後の日本に問いかける。
要旨 「チェルノブイリと福島は全く違う」「(被災者を補償する)チェルノブイリ法は形骸化している」…。チェルノブイリ原発事故をめぐり、日本で広まる言説は妥当なのか。被災国現地の人々と交流してきたロシア研究者が、被災国政府の認識や補償の現状、記憶の風化に抗する人々の取り組みなどを紹介。事故後、三〇年以上におよぶ人と社会の蓄積を、3・11後の日本に問いかける。
目次 第1章 チェルノブイリ法の意義とフクシマ―法の不在という問題;第2章 消される「被災地」、抗う被災者;第3章 事故収束作業員たちは、いま;第4章 原発事故を知らない子どもたち―教育現場で何を継承するか;第5章 「放射線」を語れない日本の教室―カーチャが見た学校風景;第6章 原発事故から三〇年、健康被害をどう見るか;第7章 記憶の永久化へ向けて―「チェルノブイリ」を終わったことにさせない;第8章 原発事故を語る「ことば」はどこに;終章 「カタストロフィの終了」に抗して;補論 「チェルノブイリ」の知見は生かされているか―『ロシア政府報告書』(二〇一一年版)から読み解く甲状腺がんの実態
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-023894-6   4-00-023894-9
書誌番号 1113565852
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113565852

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