『河海抄』を中心とした中世源氏学の諸相 -- 研究叢書 --
松本大 /著   -- 和泉書院 -- 2018.2 -- 22cm -- 410p

資料詳細

タイトル 源氏物語古注釈書の研究
副書名 『河海抄』を中心とした中世源氏学の諸相
シリーズ名 研究叢書
著者名等 松本大 /著  
出版 和泉書院 2018.2
大きさ等 22cm 410p
分類 913.364
件名 源氏物語-評釈-歴史-南北朝時代 , 河海抄
個人件名 紫式部
注記 索引あり
著者紹介 1983年、埼玉県生まれ。大阪大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)・調理師。現在、奈良大学文学部講師。第7回中古文学会賞受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 四辻善成『河海抄』を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。『源氏物語』古注釈書研究の新たな可能性を提示する1冊。
要旨 古注釈書研究の新たな可能性を切り開く。四辻善成『河海抄』を中心に、中世期の様々な古注釈書を扱い、『源氏物語』受容の諸相を浮かび上がらせる。諸本調査と注記内容の検討という地道な基礎研究を土台に、さらに学際的視点を取り入れ、『源氏物語』注釈史・享受史を捉え直す。向後の『源氏物語』古注釈書研究の指標となりうる一冊。
目次 第1部 『河海抄』諸本系統論(巻九論―諸本系統の検討と注記増補の特徴;巻十論―後人増補混入の可能性を中心に;巻十一論―『李部王記』引用再考序説 ほか);第2部 『河海抄』の注釈姿勢と施注方法(『紫明抄』引用の実態―引用本文の系統特定と注記の受容方法について;河内方の源氏学との関係―内閣文庫蔵十冊本『紫明抄』巻六巻末所引の『水原抄』逸文をめぐって;歌学書引用の実態と方法―顕昭の歌学を中心に ほか);第3部 『河海抄』以後の諸注釈書(『原中最秘抄』の性格―行阿説への再検討を基点として;『花鳥余情』『伊勢物語愚見抄』の後人詠注記―歌学から物語注釈への一考察;富小路俊通『三源一覧』の源氏学―「愚存」注記から見る中世源氏学の一様相 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7576-0863-4   4-7576-0863-2
書誌番号 1113569523
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113569523

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