現代ラカン派の展開 --
松本卓也 /著   -- 人文書院 -- 2018.3 -- 19cm -- 296p

資料詳細

タイトル 享楽社会論
副書名 現代ラカン派の展開
著者名等 松本卓也 /著  
出版 人文書院 2018.3
大きさ等 19cm 296p
分類 146.1
件名 精神分析
個人件名 ラカン,ジャック
注記 文献あり
著者紹介 1983年高知県生まれ。高知大学医学部卒業、自治医科大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。専門は精神病理学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。著書に『人はみな妄想する ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』(青土社、2015年)など。訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト ラカン派精神分析と政治理論』(共訳、岩波書店、2017年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:現代ラカン派の見取り図. 4〈+1〉つのディスクールについて. 性別化の式について. DSMは何を排除したのか?. 現代の病としての「うつ」. 「恥の死滅」としての現代. 自閉症をめぐるフランス的問題. レイシズム2・0?. 享楽の政治. ラカン的政治のために
内容紹介 現代ラカン派の理論を紹介するとともに、うつ、自閉症、ヘイトスピーチといった、臨床や政治社会における広範な事象に応用し分析を試みる。精神分析の言説に新たな息吹をもたらす、ラカン派の俊英による鮮やかな社会論。
要旨 ジャック・ラカンが提出した「剰余享楽」「資本主義のディスクール」といった概念は、現代社会の現象の把握にきわめて有効だ。本書では力強く展開する現代ラカン派の理論を紹介するとともに、うつ、自閉症、ヘイトスピーチといった、臨床や政治社会における広範な事象に応用し分析を試みる。精神分析の言説に新たな息吹をもたらす、ラカン派の俊英による鮮やかな社会論。
目次 第1部 理論(現代ラカン派の見取り図―ジャック=アラン・ミレールの議論を中心に;4(+1)つのディスクールについて―マルクスから資本主義のディスクールへ;性別化の式について―キルケゴールはいかにして男性側の式のリミットを超えたのか?);第2部 臨床(DSMは何を排除したのか?―ラカン派精神分析と科学;現代の病としての「うつ」―「現勢神経症」と資本主義のディスクール;「恥の死滅」としての現代―羞恥の構造を読む;自閉症をめぐるフランス的問題);第3部 政治(レイシズム2.0?―現代ラカン派の集団心理学1;享楽の政治―現代ラカン派の集団心理学2;ラカン的政治のために)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-34051-6   4-409-34051-4
書誌番号 1113571554
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113571554

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