変えられた秀吉の遺言 -- 中世から近世へ --
野村玄 /著   -- 平凡社 -- 2018.3 -- 19cm -- 286p

資料詳細

タイトル 豊国大明神の誕生
副書名 変えられた秀吉の遺言
シリーズ名 中世から近世へ
著者名等 野村玄 /著  
出版 平凡社 2018.3
大きさ等 19cm 286p
分類 210.48
件名 日本-歴史-安土桃山時代 , 神号
個人件名 豊臣 秀吉
注記 文献あり
著者紹介 1976年大阪府生まれ。2004年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学、大阪大学)。専門は日本近世史。現在、大阪大学大学院文学研究科准教授。著書に『日本近世国家の確立と天皇』(清文堂出版)、『徳川家光―我等は固よりの将軍に候』(ミネルヴァ書房)、『天下人の神格化と天皇』(思文閣出版)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 文禄・慶長の役ののち、ポスト秀吉を巡って露わになった日本国独立の問題。慶長3年の秀吉死後、贈られた神号は遺言と違い、改変されたという。秀吉の神格をめぐる歴史的意味の変遷について最新研究から迫る。
要旨 死してなお、秀吉は悩みつづける―。文禄・慶長の役ののち、ポスト秀吉を巡って露わになった日本国独立の問題。後陽成天皇・秀頼・家康らの思惑が“一致”した時、神号「豊国大明神」はある切実な事情を託されていた。
目次 第1章 豊臣秀吉の遺体の出土・損壊とその背景(豊臣秀吉の三百年祭を目前にした衝撃;明治新政府と豊国神社・豊国廟 ほか);第2章 豊臣秀吉の遺言とその奏上(さまざまな秀吉の遺言;フランシスコ・パシオとジョアン・ロドゥリーゲスの証言 ほか);第3章 秀吉の遺言変更と豊国大明神(遺言奏上の時期をめぐる政治的意味;アレシャンドゥロ・ヴァリニャーノによる新八幡批判 ほか);第4章 秀吉の遺言を改変した者たちのねらい(誰が秀吉の遺言を改変したのか;北政所(高台院)の行動の意味 ほか);第5章 その後の徳川家康と豊国大明神(徳川家康の大坂城西之丸への入城;伏見城落城・関ヶ原合戦と豊国大明神 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-47738-2   4-582-47738-0
書誌番号 1113575944
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113575944

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