「ストロングマン」時代の到来 --
外山文子 /編著, 日下渉 /編著, 伊賀司 /編著, 見市建 /編著   -- 明石書店 -- 2018.3 -- 20cm -- 257p

資料詳細

タイトル 21世紀東南アジアの強権政治
副書名 「ストロングマン」時代の到来
著者名等 外山文子 /編著, 日下渉 /編著, 伊賀司 /編著, 見市建 /編著  
出版 明石書店 2018.3
大きさ等 20cm 257p
分類 312.23
件名 東南アジア-政治
著者紹介 【外山文子】日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。博士(地域研究)。タイ政治、比較政治学。主な著作に、「タイにおける半権威主義体制の再登場――連続性と不連続性」(『競争的権威主義の安定性/不安定性(日本比較政治学会年報第19号)』ミネルヴァ書房、2017年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:〈総論〉東南アジアにおける新しい強権政治の登場 外山文子著. 〈タイ〉タックシンはなぜ恐れられ続けるのか 外山文子著. 〈フィリピン〉国家を盗った「義賊」 日下渉著. 〈マレーシア〉ナジブはなぜ失脚しないのか 伊賀司著. 〈インドネシア〉庶民派大統領ジョコ・ウィドドの「強権」 見市建著
要旨 東南アジアでは戦後「開発独裁」とよばれた権威主義体制が支配してきたが、90年代以降民主化が進み、選挙による政権選択が行われるようになった。ところが近年、新しいタイプの「ストロングマン」たちが登場している。彼らは、ときに人権侵害をともなうほど強権的であり、汚職の噂さえつきまとうにもかかわらず、民衆に幅広く支持される。それはなぜなのか。詳細な現地調査をもとに東南アジア民主化の行方を占う。
目次 第1章 “総論”東南アジアにおける新しい強権政治の登場(21世紀における民主化の課題;21世紀東南アジアにおける新しい強権政治の登場 ほか);第2章 “タイ”タックシンはなぜ恐れられ続けるのか―滅びないポピュリズムと政治対立構造の変化(ポピュリズムとは;タックシン政権登場前の政治―伝統的エリートによる統治システム ほか);第3章 “フィリピン”国家を盗った「義賊」―ドゥテルテの道徳政治(道徳をめぐる闘争;「義賊」ドゥテルテの構築 ほか);第4章 “マレーシア”ナジブはなぜ失脚しないのか(はじめに―世界をかけめぐった1MDBスキャンダル;ナジブ・ラザクという政治家 ほか);第5章 “インドネシア”庶民派大統領ジョコ・ウィドドの「強権」(庶民出身の大統領;巧みな人事とイメージ戦略 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7503-4663-2   4-7503-4663-2
書誌番号 1113577429
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113577429

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 312.2 一般書 利用可 - 2062302375 iLisvirtual
港北 公開 Map 312.2 一般書 利用可 - 2020436410 iLisvirtual