万太郎俳句の虚と実 --
髙柳克弘 /著   -- 慶應義塾大学出版会 -- 2018.4 -- 20cm -- 181p

資料詳細

タイトル どれがほんと?
副書名 万太郎俳句の虚と実
著者名等 髙柳克弘 /著  
出版 慶應義塾大学出版会 2018.4
大きさ等 20cm 181p
分類 911.362
個人件名 久保田 万太郎
注記 年譜あり
著者紹介 1980年、静岡県浜松市生れ。早稲田大学大学院教育学研究科で松尾芭蕉を研究し、修士修了。2002年俳句結社「鷹」に入会し、藤田湘子に師事。05年より「鷹」編集長。04年「息吹」で第19回俳句研究賞を最年少で受賞、08年「凛然たる青春」で第22回俳人協会評論新人賞受賞、10年句集『未踏』で第1回田中裕明賞受賞。主な著書に、句集『寒林』(ふらんす堂、2016)、『芭蕉の一句』(ふらんす堂、2008)、『芭蕉と歩く「おくのほそ道」ノート』(角川学芸出版、2012)、『NHK俳句 名句徹底鑑賞ドリル』(NHK出版、2017)等がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 虚実のはざまにたゆたう普遍的な詩情。その危うさの根源はなにか?子規・虚子以降の近代俳句とは別の系譜の可能性を明示する。だれもが感受するその特質と危うい魅力を、俳句の本質に迫りつつ、はじめて論じきった若手俳人の画期的評論。
要旨 虚と実のはざまにたゆたう普遍的な詩情を、卓越した言葉の芸で生み出し続けた久保田万太郎。だが、いままでは「下町の抒情俳人」と評して安んじて、他の近現代の俳句にはない万太郎俳句の「言葉の力/巧みな芸」を言葉で掬いあげることが叶わなかったのではないだろうか。だれもが感受するその特質と危うい魅力を、俳句の本質に迫りつつ、はじめて論じきった若手俳人の画期的評論。
目次 序論;第1章(季語の伝統にどう向き合うか;万太郎の中の「月並み」;非―イメージ;万太郎の取り合わせ ほか);第2章(言葉の共振;緩急;言葉のコストパフォーマンス;万太郎の時間意識 ほか);結論 万太郎俳句の未来
ISBN(13)、ISBN 978-4-7664-2513-0   4-7664-2513-8
書誌番号 1113583438
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113583438

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