佐藤長門 /編   -- 勉誠出版 -- 2018.6 -- 22cm -- 357p

資料詳細

タイトル 古代東アジアの仏教交流
著者名等 佐藤長門 /編  
出版 勉誠出版 2018.6
大きさ等 22cm 357p
分類 182.2
件名 仏教-アジア(東部)-歴史-古代 , アジア(東部)-外国関係-歴史-古代 , 国際文化交流-歴史-古代
著者紹介 1959年生まれ。國學院大學文学部教授。専門は日本古代史(古代王権論、権力構造論、渡海僧の研究)。主な著書に『日本古代王権の構造と展開』(単著、吉川弘文館、2009年)、『遣唐使と入唐僧の研究 附校訂『入唐五家伝』』(編著、高志書院、2015年)、『蘇我大臣家』(単著、山川出版社、2016年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:隋唐長安城の仏寺遺跡と遺物 張全民著 王海燕訳 金子修一訳. 杭州における入宋僧成尋の仏教的交流活動 王海燕著. 中国と日本の国家仏教 岡野浩二著. 古代東アジアの仏教と民間の国際交易 田中史生著. 新羅仏教の展開と特質 山﨑雅稔著. 九~十三世紀における韓国仏教史の展開と特徴 趙明済著. 入唐僧と旅行記 礪波護述. 平安期仏教の展開と転形 上川通夫著. 日本古代における密教の受容過程 佐藤長門著. 『入唐五家伝』の編纂とその意義 栁田甫著. 「宗長者」呼称の成立と三十帖策子事件 柿島綾子著. 律令期の祭祀・儀礼と官衙・寺院・集落 笹生衛著
内容紹介 7~13世紀の東アジア世界において、仏教はどのように受容され、展開していったのか。東アジア各国・各地におけるそれぞれの歴史的状況を把捉することで、仏教を媒介として立ち上がる東アジア世界のあり様を立体的に浮かびあがらせる。
要旨 中国における経典漢訳事業を経て、朝鮮半島、そして日本へと広まった世界宗教・仏教。仏教のもつダイナミズムは、新たな思想・文化を伝えるものとして、また宗義上の疑問解決の指針として、ヒト・モノの移動と交渉を伴いながら、その後も東アジア世界に影響を与え続けた。7~13世紀の東アジア世界において、仏教はどのように受容され、展開していったのか。東アジア各国・各地におけるそれぞれの歴史的状況を把捉することで、王権・民衆による選択と咀嚼、儀礼や制度との関わり、交易世界をつなぐ役割など、仏教を媒介として立ち上がる東アジア世界のあり様を立体的に浮かび上がらせる。
目次 第1部 交差する東アジア仏教(隋唐長安城の仏寺遺跡と遺物;杭州における入宋僧成尋の仏教的交流活動;中国と日本の国家仏教;古代東アジアの仏教と民間の国際交易;新羅仏教の展開と特質 ほか);特別寄稿 入唐僧と旅行記;第2部 東アジアのなかの日本仏教(平安期仏教の展開と転形;日本古代における密教の受容過程;『入唐五家伝』の編纂とその意義;「宗長者」呼称の成立と三十帖策子事件―勧修寺法務寛信編纂史料の検討から;律令期の祭祀・儀礼と官衙・寺院・集落―信仰関係遺物からみた祓の再検討と信仰の地域ネットワーク)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-21047-4   4-585-21047-4
書誌番号 1113597134
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113597134

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