西洋近代思想を問い直す --
古川雄嗣 /著   -- 東洋経済新報社 -- 2018.8 -- 19cm -- 343p

資料詳細

タイトル 大人の道徳
副書名 西洋近代思想を問い直す
著者名等 古川雄嗣 /著  
出版 東洋経済新報社 2018.8
大きさ等 19cm 343p
分類 150
件名 道徳 , 近代哲学
注記 文献あり
著者紹介 1978年三重県生まれ。京都大学文学部および教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、北海道教育大学旭川校准教授。専門は、教育哲学、道徳教育。著書に『偶然と運命――九鬼周造の倫理学』(ナカニシヤ出版、2015年)、『看護学生と考える教育学――「生きる意味」の援助のために』(ナカニシヤ出版、2016年)、共編に『反「大学改革」論――若手からの問題提起』(ナカニシヤ出版、2017年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 本来「道徳」で教えなければ/学ばなければならない、近代の人間と社会と国家の論理を、できるだけわかりやすく解説。デカルト、カント、ルソーなどの西洋近代思想をもとに、大人たちが最低限知っておくべき前提から問い直す。
要旨 ぜひとも本書を一読してみてほしいのは、残念ながらこれまでの学校教育のなかで、まともに「道徳」を教わる機会がなかった人、つまり、現代の日本社会の、ほとんどすべての「社会人」の皆さんです。本書では、本来「道徳」で教えなければ/学ばなければならない、近代の人間と社会と国家の論理を、できるだけわかりやすく解説することにしました。デカルト、カント、ルソーなどの西洋近代思想をもとに、誰もが、もう一度、ゼロから「道徳」を学び直せるように工夫しています。
目次 はじめに―「大人」への入門;第1章 なぜ「学校」に通わなければならないのか―「近代」の意味から考える「学校」の存在理由;第2章 なぜ「合理的」でなければならないのか―啓蒙主義から考える「科学」と「道徳」;第3章 なぜ「やりたいことをやりたいようにやる」のはダメなのか―デカルトから考える「自由」と「道徳」;第4章 なぜ「ならぬことはならぬ」のか―カントから考える「人格の完成」;第5章 なぜ「市民は国家のために死ななければならない」のか―社会契約論から考える「国家」と「市民」;第6章 なぜ「誰もが市民でもあり、奴隷でもある」のか―ルソーから考える「市民」の徳;第7章 なぜ「学校は社会に対して閉じられるべき」なのか―共和主義から考える「士民」の徳
ISBN(13)、ISBN 978-4-492-22383-3   4-492-22383-5
書誌番号 1113610699
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113610699

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